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目次 ゆっくり逃走中投稿祭りとは?? 過去に開催されたゆっくり逃走中投稿祭り第1回ゆっくり逃走中投稿祭り 2021/12/24~2022/01/02 第2回ゆっくり逃走中投稿祭り 2022/08/14~2022/08/26 第3回ゆっくり逃走中投稿祭り 2023/04/28~2023/05/07ゆっくり逃走中駅伝2023GW 補足 ゆっくり逃走中投稿祭りとは?? kakanamiが考案、主催しているゆっくり逃走中史上初の大型企画。 2021年の年末年始から年一ペースで開催されており、1日1人の投稿者がゆっくり逃走中動画を投稿するという流れを10日間前後連続して続ける企画。 注目度がかなり高いイベントであるため、最初の回もしくは最終回を投稿祭りのタイミングに合わせて公開する投稿者も多い。 過去に開催されたゆっくり逃走中投稿祭り 第1回ゆっくり逃走中投稿祭り 2021/12/24~2022/01/02 日 投稿者名 参戦回数 タイトル 動画リンク DAY1 さくしゃ 初 ゆっくり逃走中07 ~コンビ戦in泉~ PART10-最終回- 動画 DAY2 kakanamiちゃんねるっ! 初 東方逃走中〜近未来都市の大反乱と恐怖のハンター〜Part5 動画 DAY3 野良猫さん NTMT組 初 逃走中〜恐怖のYouTuberシティ〜 #7 動画 DAY4 【YURIBASA】 初 【ゆっくり逃走中03】~無邪気な誘惑~ PART8 動画 DAY5 STUDIO LUMINARIE 初 コンパイルハートヒロインズで逃走中~エピソード1・ゲームマスター神貫ナツメ始動! Part6 動画 DAY6 ゆっくりSPECIAL 初 逃走中04 ~邪影の都~ Part5 動画 DAY7 あさぞらchannel 初 逃走中01 混沌のメガショッピングモール PART04 動画 DAY8 パローワチャンネル 初 逃走中02~明治の町を駆けろ~ Part6(終) 動画 DAY9 ティス 初 上野動物園でゆっくり逃走中〜大波乱な動物園〜Part1 動画 DAY10 SLOWLAND 初 第4回 逃走中in美浜アメリカンビレッジ part1 動画 第2回ゆっくり逃走中投稿祭り 2022/08/14~2022/08/26 現時点では史上最多の13人の投稿者が参戦 日 投稿者名 参戦回数 タイトル 動画リンク DAY1 さくしゃ 2 ゆっくり逃走中08 ~アルティメット《夢の咲く島》~ PART7 -1stSTAGE最終回- 動画 DAY2 ゆっくりSPECIAL 2 逃走中05 ~かぐやと永遠の命~ Part6 -最終回- 動画 DAY3 みらい 初 逃走中01 箱庭の迷宮 Part1 現在非公開 DAY4 しらのいPresents 初 ゆっくり逃走中04〜童話ファイターズ〜 #2 動画 DAY5 コンソメスープ 初 ゆっくり逃走中 05.7 ~ゆっくり枠予選Bブロック~ 前編 動画 DAY6 Yutamen 初 【ゆっくり逃走中】~現代都市での大事変~ inさいたま新都心 COCOON CITY 動画 DAY7 りんたろー。 初 ゆっくり逃走中01 恐怖の幕開けpart6 動画 DAY8 kakanamiちゃんねるっ! 2 東方逃走中〜近未来都市の大反乱と恐怖のハンター〜 Part10 動画 DAY9 しんごくん 初 ゆっくり逃走中02 江戸に起きた大異変 Part2 現在非公開 DAY10 ティス 2 ゆっくり逃走中02〜現代の王国〜part10 動画 DAY11 SLOWRAND 2 第4回 逃走中in美浜アメリカンビレッジ part6(終) 動画 DAY12 あさぞらchannel 2 逃走中01 混沌のメガショッピングモール PART10 (最終回) 動画 DAY13 野良猫さん NTMT組 2 逃走中~ハンターと天の川の奇跡~ 第1話 動画 第3回ゆっくり逃走中投稿祭り 2023/04/28~2023/05/07 ゆっくり逃走中駅伝と初めてコラボが行われ、DAY8はゆっくり逃走中駅伝の短縮版が開催された。 日 投稿者名 参戦回数 タイトル 動画リンク DAY1 ゆっくりしょうちゃん 初 逃走中02 ~光芒煌めく彦根城~ part1 動画 DAY2 KUKスタジオ 初 ゆっくり × 逃走中 -ハンター始動- 中編 動画 DAY3 あきなすぎchannel 初 ゆっくり逃走中03〜新型ハンターと数多の謎〜 PART3 動画 DAY4 七海 初 逃走中01 ~幻想の街~ Part07 動画 DAY5 【YURIBASA】 2 【ゆっくり逃走中05】 ~暗黒踊る森の公園~ PART1 動画 DAY6 SLOWRAND 3 逃走中 ~偽りの悪魔に惑う者達へ~ 壱 動画 DAY7 kakanamiちゃんねるっ! 3 東方逃走中〜少女達の空想物語〜Part7(終) 動画 DAY8 ー ー ゆっくり逃走中駅伝2023GW 詳細は下記に掲載予定 再生リスト DAY9 Yutamen 2 【ゆっくり逃走中M03】 逃走者と漆黒の影 in東京・お台場 動画 DAY10 ゆっくりSPECIAL 3 逃走中06 ~ルナティックアイランド~ Part9 -最終回- 動画 ゆっくり逃走中駅伝2023GW あさぞらが引退する関係でゆっくり逃走中駅伝の新運営側に経験を積ませることを目的として開催された。 なお、1区間の持ち時間が一律20分間と統一されていた。 主将 ゆっくりしょうちゃん 運営 KUKスタジオ Yutamen 瑞風ケイ あさぞら(補佐) 区間 投稿者名 タイトル 動画リンク 1区 あさぞらchannel 【再放送】逃走中S03 終わりなき旭川 前&中編 【ゆっくり逃走中】 動画 2区 マッキー 【ゆっくり逃走中】【01-#3】 ~夜の学校~ PART3「封じ込めの鍵」 動画 3区 yukkuriPampers 逃走中アメリカ横断シャーロック1853 動画 4区 ティス ゆっくり逃走中03〜4人のゲームマスター〜part3 動画 5区 あさぞらchannel 逃走中S03 終わりなき旭川ー後編ー 【ゆっくり逃走中】≪ナイトメアの終焉≫ 動画 6区 きたいや すごくけんぜんできょういくてきなゆっくりとうそうちゅう 動画 7区 あさぞらchannel 逃走中S02 彦根サバイバル【ゆっくり逃走中】≪FINAL MISSION≫ 動画 8区 港沙海斗 ゆっくり逃走中03〜ハンターと通報部隊〜part1 動画 9区 新ゆっくりライジング 【ゆっくり逃走中】03〜8人の勇者達〜Part2 動画 10区 Layla・霊夢なんちゃら 逃走中 難関と混乱の大迷宮I part4 現在非公開 11区 もんもん [ゆっくり逃走中2]〜公園を駆け抜く15の者〜 part1 動画 12区 しらのいPresents ゆっくり逃走中05〜逃走成功への分かれ道〜 #1 動画 13区 瑞風ケイ(瑞穂の星) 逃走中 〜ファイナルゆっくり逃走中〜 Part01 動画 補足 現在非公開となっている動画のタイトルはサムネから推測して記入したもの チャンネルの移行などでプレミア公開後に一度削除された動画は最も近い内容の動画リンクを掲載
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いままで書いたもの とかいはコーディネイター 植物型ゆっくり 魔理沙とゆっくり~邂逅篇~ 取替えられた子 お前なんかドスじゃない ばーさすちれーでん ねるねるねるゆ ゆっくりを飼うって難しい ゆっくり分身 れいぱー 公然猥褻れみりゃ 決死の虐待 虐待お兄さんの冒険 人外魔境の森編 ゆっくりさん 虐待お兄さんの冒険 異形達の海岸編 じゃんけん13奥義 ゆっくりの背筋も凍る怪談 一生一人でゆっくりしてろ! 「まりさ! どうしてアンタはそうなの!」 頭上から降り注ぐ怒声。余りにも理不尽なそれを、まりさは黙って縮 こまりながら受け止める。 叫んでいるのはまりさの飼い主だ。顔を怒りで真っ赤にそめ、失望に 染まりきり、憎悪すら滲んだ顔でまりさを見下している。 「ゆっくりごめんなさい、ゆっくりごめんなさい……」 まりさは顔を伏せたまま、喉を震わせ掠れた声を漏らす。しかし、飼 い主の表情は変わらない。 飼い主はまりさを掴みあげ、鬼の形相で怯えるまりさを睨みつける。 「ホントアンタはダメなゆっくりなんだから! どうして――」 そして、それを指差しなが言った。 「――あのれいむみたいにできないの?!」 指差された先。そこには、もみあげを使い器用にナイフとフォークを 操り、お行儀よくフレンチを食べるお隣のれいむの姿があった。 まりさは叫んだ。 「でぎるわげないでじょーーーーーーー?!」 事の発端は1ヶ月前であった。 「今日のご飯はまりさの大好物の犬のエサよ!」 「ゆわーい!」 その日もまりさとその飼い主である女性はいつもどおり仲良く散歩に 出かけ、丁度家へ帰ってきた所だった。マンションの二階、その廊下 に出ると、自分の部屋の隣にダンボールが山積みにされているのに気 がついた。 「おねーさん、これなーに?」 「お隣に誰か引っ越してきたのね」 と、丁度その時隣の扉が開き、頭に饅頭を載せた20歳くらいの青年が 現れた。ルックスもイケメンだ。 そして、こちらの存在に気付いた青年と饅頭が、口を開いた。 「やぁ! 僕は虐待お兄さん!」 「れいむはれいむだよ! ゆっくりしていってね!」 そしてこの爽やかな笑顔。 飼い主とまりさは、青年の言葉を聴かなかった事にして挨拶した。 それから数日たち、青年が基本変質者だが悪い人間ではないと思い込 んだ飼い主とまりさは、日頃やたらと働く青年のまりさをたまに預か るような仲になった。 ……そう、まりさの地獄はこの時から始まっていたのだ。 「今日のおやつは特売の100円ケーキよー。特売よ特売」 「「ゆわーい。けーきー」」 やたらと特売を強調する飼い主に与えられたケーキを、まりさはいつ も通りむーしゃむーしゃと齧る。よく噛み、飲み込んで 「しあわせー!」 と叫び、口の周りについた生クリームを舌で綺麗に舐め取った。 そして、ふと隣にいるれいむを見て、驚愕した。 れいむは、そのもみ上げで掴んだマイフォークで、ケーキを一口大に 切り分けてお上品に食べていたのだ。 唖然と口を開いてその様を眺めるまりさと飼い主。当然だ。ゆっくり がフォークを使って物を食べるなど、常識的に考えてありえない。 「……れいむは行儀がいいわねぇ。まりさもれいむを見習いなさい」 半ば引き攣った笑みを浮かべて、気のない声を上げる飼い主。まりさ はその飼い主の声に答える事はできなかった。れいむの使うフォーク がかちゃかちゃと皿と触れ合う音だけが響いていた。 それからも、れいむは、ゆっくりらしからぬ凄まじさを事あるごとに 披露した。 5桁×5桁の暗算、トランプを使った透視、鬼隠し編プレイ時点での ひぐらしの謎の解明、レベル1でドラクエクリア、東方ルナティック 初見ノースコクリア等である。 それを見るたびに飼い主はまりさに言った。 『まりさもれいむを見習いなさい』 『まりさもれいむみたいになりなさい』 『まりさと違ってれいむは凄いわね』 『まりさはどうしてれいむと違ってダメなのかしら』 『まりさはどうしようもないわね』 飼い主は結構見栄っ張りなところがあり、基本キチガイだった。他人 のゆっくりより劣るまりさを責めるようになったのだ。日に日に厳し く、執拗になっていく飼い主の叱責に、まりさの心は磨り減って行っ た。 まりさの名誉のために言うと、まりさは決してダメではない。むしろ 飼いゆっくりとしては非常に優秀といえる部類に入る。 まりさは不出来ではない。ただ、比較される対象が悪かったのだ。 飼い主はヒステリックに泣き叫びながらまりさに告げた。 「どうしでできないのよぉぉぉぉぉぉ?! れいむを見習いなさい! れいむは3階から投げ捨てられてもへっちゃらでしょぉぉぉぉぉ?! あんたも2階から投げ捨てられるくらい我慢しなさいよぉぉぉぉ!!」 「でぎるわげないでじょぉーーーーーーーーー?! おねがいだがら おぢづいでねぇーーーーーーーーーー?!」 まりさは長い鍛錬の末にようやく動かせるようになったお下げで必死 に窓枠にしがみ付く。己の命が掛かっているので正に命がけだ。 そんな中、地面でゆっくりしていたれいむが上空のまりさに向かって 声をかけた。 「おそらをとんでるみたいでゆっくりできたよ! まりさもゆっくり していってね!」 そのズレた声に、思わずお下げの力が緩み、 「ゆっぐりでぎないぃーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 まりさは、空を舞いながらそう叫んだ。 おわり 作者:○ーメンぶっかけ祭の人 あとがき SSの展開に悩んでいる間に何がなにやらわからない事になっている ので騒動が治まるまでふたばにいくことにします。 戻ってくる事があったらその時はまたよろしくお願いします。 このSSに感想を付ける
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八月。 蓬莱の人の形も うだるような猛暑の中、全国の都道府県の代表48校が凌ぎを削る、過酷な大会が開催されていた。 ~全国高等学校ゆっくり野球選手権大会~ 即ち、ゆっくりをボールにした野球(通称ゆ球)の大会である。 高ゆ連が採用したゆっくりボールは、小麦を何重にも塗り重ねて外皮を強化した ゆっくりである。丈夫で安全なゆっくりボールは、安全性を追求する世間の風潮に対応するための、会心の策であった。 また、繁殖して生まれた子供達も強化ゆっくりとなったため、資源や経費の節約にも多いに役立ったのである。 本日はその大会の一回戦第二十四試合。この試合で二回戦に進む24校が決定するのである。 一回戦最後のカードは東方義塾vs幻想学園。 東方義塾がここまでこれたのは、エースピッチャーのおかげである。 その名は虐待お兄さん。3年生であり、今年が高校生活最後の夏である。 エースのエースたる所以はその変化球にあった。 今大会で使用するボールは、高ゆ連により れいむ種に統一されている。 ピッチャーはそのリボンや口に手をかけて、ゆっくりを投じる。 以前の硬球以上の引っ掛かりがあるため、様々な魔球が大会を彩っていった。 虐待お兄さんも、そんな魔球の1つの使い手である。 ナックルボールの要領で投げる、"ゆっくる"である。 ゆっくりの後頭部に爪をつきたて、はじくようにゆっくりを投じる。 ほぼ回転の無いゆっくりは、その気分に任せてわずかながらの空中制御し、自然とバットを避けようとしてくれるのだ。現代が生んだ最強の魔球であるといえよう。特に、虐待お兄さんのそれは爪の食い込みと弾きが強く、ゆっくりをゼロ回転で投じることができるのだ。 さらに、虐待お兄さんはその投球の9割以上"ゆっくる"を投げる、 生粋のゆっくるぼーらーなのである。 その圧倒的な魔球に、この試合にもプロのスカウトが多数視察に来ているほどである。 対する幻想学園は、その打撃力を売りにしてここまで勝ち上がってきた。 特に1年生にして4番をつとめる稗田阿求朗・通称あきゅろーもまた、プロの注目を集める人物だった。 あきゅろーのバッティングセンスは恐ろしいほどで、1年生ながら県大会では打率9割という驚愕の成績を残している。 まさにゆっくりを打つために生まれてきた、ゆ球の申し子なのである。 そんな2人の対決は、球場を大いに沸かせていた。 この日の対戦成績はここまでで1安打2三振。 試合は9回裏を向かえ2-1でわずかながら東方義塾がリードしている。 幻想学園は あきゅろー以外の選手は、魔球"ゆっくる"に対しほぼ手も足も出ず、あきゅろーの出塁をきっかけにどうにか1点をもぎ取ったという状態だった。 迎えた9回裏、1アウトを取った後、虐待お兄さんは痛恨のフォアゆっくりを出してしまう。 虐待お兄さんはその疲れからか、ゆっくりを握る手がつい震えてしまっていた。 投球直前に発情してしまったゆっくりは、謎の液体を分泌して、虐待お兄さんの投球コントロールに悪影響を及ぼしてしまったのだ。 9回裏で1点差。1アウトランナー1塁。 迎えるバッターは、あきゅろーである。 『大丈夫、今日はこっちが押してる。』 虐待お兄さんは心の中でつぶやく。 あきゅろーだけを警戒するのであれば敬遠という手もあるのだが、1アウト1・2塁ではあきゅろー以外の選手相手でも失点の恐れがある。 間近に向かえようとしている自らのスタミナの限界を考えると、同点も避けたい状況であった。 次の投球を控えて、虐待お兄さんは儀式を行う。 自身の心を落ち着けるために、ボールに向かって独り言をつぶやくのである。 「もし打たれたら、お前の家族全員バットで100叩きだからな!」 ……自身の心を落ち着けるための儀式なんだってば。 「あかちゃんはだめええええええ!!」 そう叫ぶゆっくりを握り、魔球”ゆっくる”を投じる。 ゼロ回転のゆっくりは、どうにか あきゅろーのバットを逃れようとキャッチャーミットに逃げ込む。わずかに届かず空を切るバット。 ストライク。 キャッチャーミットに辿り着いたゆっくりは興奮気味に語る。 「ゆ! いますっごい! すっごいかぜきたよ、おにーさん!」 先ほどまで泣いていたのが嘘のように、楽しそうである。 続いての投球。外角低めのストレート。 「ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”ゆ”」高速回転するゆっくりは空中制御などできるわけもなく、真っ直ぐにキャッチャーミットに吸い込まれていく。見逃し。 ツーストライク。 「ゆ、おにーさん……きぼぢわるいよぉぉお……」 イケメンキャッチャーは構わず虐待お兄さんにボールを投げ返す。 あと1球。あきゅろーさえ抑えれば何とでもなる。 虐待お兄さんはその魔球に絶対の自信を持っていた。 この大会、優勝してプロに行く。 その野望が虐待お兄さんの疲れきった身体を、再度燃えさせた。 観衆が固唾を飲んで見守る次の投球。 球種はもちろん"ゆっくる"だ。 セットポジションから投じた1球。 『ゆゆ、おにーさんのばっとなんてあたらないよ! ゆっくりからぶってね!』 とばかりに見下した表情で、ゼロ回転で迫るゆっくり。 その表情を目にした瞬間、あきゅろーの中の何かが弾けた。 「ゆべぇっ!」 避ける暇すらないスピードのバットスイングがゆっくりを襲う。 ゆっくりの急所である顔面の中央を打ち抜く、完全なるジャストミート。 元が球体状の物とは思えぬほどひしゃげる、ゆっくりれいむ。 次の瞬間にそれだとわかるほどの、文句の付け所の無いホームランであった。 ガックリと膝を突く虐待お兄さん。 「なんでごんなごどずるのおおおおおおお!!?」 ゆっくりはそのままバックスクリーンに直撃した。 試合は2-3で幻想学園のサヨナラ勝利。 虐待お兄さんの高校ゆ球生活は終わった。 人目をはばからずに涙を流し、マウンドの餡子を袋に詰めていく虐待お兄さん。 その様子を見て、少し申し訳なさそうな表情を見せながらダイヤモンドを回るあきゅろー。 あきゅろーも、虐待お兄さんには何か通じる所を感じていたのであろう。 あきゅろーは その後審判と係員に頼み込んで、ホームランとなったゆっくりを回収した。 バックスクリーンに落ちていたそれには、まだ息があったのだ。 最初の強化ゆっくりを丹念に作り上げた、職人達の成せる業である。 あきゅろーは 球場を後にしようとする虐待お兄さんに声をかける。 「あの……これ、使いますよね?」 そういってホームランゆっくりを手渡すあきゅろー。 「ありがとう、助かるよ。よかったら一緒にくるかい?」すでに心が通じ合ってることを理解する虐待お兄さん。 その手には係員に無理を言って譲ってもらった、先ほどのホームランゆっくりの家族達を詰めた箱がある。そう、虐待お兄さんは有言実行なのである。 「是非お供させてください。よかったら、妹も同行させてよろしいでしょうか?」うれしそうに応える あきゅろー。 そこに勝者と敗者の壁など無い。 ゆ球を通じて、心の交流を果たした2人の球児達の、心温まる風景であった。 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3053.html
アップローダコメントより:原作キャラ注意 「ようこそお越し下さいました、当店はどなたでもウェルカムです」 男はやってきた女性に仮面を渡す 渡された女性もそれが当然のように仮面を付ける 「それでは、ご案内いたします」 ウェイターが現れ女性を奥へと案内していく 扉を開けたその先はカジノであった だが、ここは普通のカジノではない 女性はまずコインを購入する ここまでは普通のカジノと一緒である。 最初に向かったのはルーレットだった ディーラーがルーレット回転させるとそこに玉が投入される 「ゆ!ゆ!」 その玉はなんとゆっくりだった そう、ここはゆっくりカジノ 店内全てのギャンブルがゆっくりを使用したものとなっている特別製 先ほどのようにゆっくりを玉にしたゆっくりルーレットから自分のゆっくりを持ち込み可能なものまでそれこそ様々なものがある また、この店はプライバシー保護のためお客さん全てに仮面を付けることを義務づけている これは世間体の問題でもある この様な場所に公に来られないものなどのために設けられたシステムだ また、ゆっくりを連れてくる場合必ず防音用のケージに入れ、このカジノ場所が分からないようにするという決まりがある 入口は人間の里に6箇所ほどあり、そこから地下通路を通ってこの地下ゆっくりカジノへとやってくる仕組みだ 奇しくもこのカジノは上白沢慧音の寺子屋の丁度真下にあたる 彼女はこの様な行為は反対するため、秘匿義務も発生する ギャンブルは楽しく行わないといけない 先ほどゆっくりルーレットではルーレットの回転が止まり玉であるゆっくりれいむが赤の23番のポケットに入る それを見たコインを賭けていたもの達から歓声と落胆の声があがる 早く倍率分のコインを得ようとしたとき 「れーみゅはこっちのあなさんのほうぎゃゆっきゅりできるよ!」 ゆっくりれいむが隣のポケットへと移動してしまった そこは白の3番で、丁度勝ち負けが逆転することとなった これがゆっくりルーレットの醍醐味である 玉として使用されるゆっくりが気分次第でポケットを移動する また、時折回転に酔ってしまいエレエレしてしまうゆっくりが出るとそのポケットにはもう入らない ちなみに、ディーラー総取りのポケットは特別ゆっくりがゆっくりできるようになっている 「ちょっと、なんで移動するのよ!ふざけてんの!ばかなの?死ぬの?!」 「おいよせよ…ここじゃあこういうルールなんだぜ」 紅白の衣装を身に纏い仮面を付けた女性がゆっくりの移動に思わず罵声を浴びせる そしてそれを隣の白黒の衣装に仮面の女性がなだめる 彼女たちは時折訪れており勝ちと負けが7:3という好成績を誇っている その後紅白の女性は黒白の女性と別のゲームへ参加しに行った 続いてはゆっくり丁半をご紹介しよう 丁半博打と言えば二つの賽子を使い目の合計が偶数か奇数かを当てるゲームだ ゆっくりでそんなことはできるのか?という疑問もあったがそれを革新的な方法で解決した このコーナーにも客が集まっており、それぞれ偶数か奇数かと選んでいる その真ん中には二つに仕切られたゆっくりのケージがあり丁度客はそれを囲っている形となる 中ではゆっくりまりさがとてもゆっくりしている。ちなみにマジックミラーのため中から外は見えない そして選考時間が終了するとケージの中にそれぞれれいぱーありすが投入される 「「ゆげええ!ありずぅぅぅぅ!!!」」 仕切られた壁の奥からも同じ声がこだまする 二匹のゆっくりまりさのケージにありすが入れられる 「「むほおおお!!まりざあああああ!!!」」 同じく声をハモらせながらありすは凄まじい速度でまりさに肉薄し押し掛かる 「やめてね!まりさはすっきりしたくないよ!!」 「まりさったらツンデレねええ!!ツンデレもずきよぉっぉぉお!!!」 「い”や”だ”あ”あ”あ”!!!!」 「「む”ほ”お”お”お”お”!!す”っ”き”り”ー”!」」 ありすが精子餡を注ぎ込み終わるとまりさの頭に茎が生え子供が出来る 一匹目のまりさから出来た子どもは4匹 そして二匹目は…なんと7匹で合計11匹の奇数! 電光掲示板で結果を伝えられコインが配当される なお、この赤ゆっくりは回収され選考されたのちカジノで使用される れいぱーありすもこのゲームのために回収される そしてまりさも苗床扱いで回収する この親まりさの教育次第でどのゲームに使用されるかが変わってくるのだ また別のコーナーではゆっくり同士による戦いが行われていた 現在はれみりゃVSゆっくりみょんで倍率が×2と×40である 開始当初れみりゃ優勢かと思われていたが、みょんが素早い動きで翻弄し愛用の加工された木の棒でれみりゃの目を抉ったのだ 「れみりゃのぎでいなおべべがあああ!!!」 悲鳴を上げるれみりゃに観客達は盛り上がる 「ああ、れみりゃ様があああ!」 と、別の声をあげる者も 「みょん!」 トドメとばかりにみょんは喉に棒を突き立てる それで勝負あり れみりゃはもはや何もできなくなりただ「ざぐやぁ〜!ざぐやぁ〜!」と泣き叫ぶだけになった 女性はそれを悲しげに見つめ連れ添いのチャイナドレスの綺麗な女性に慰められている 「まあまあ、あれはウチのれみりゃじゃないんですから」 「それはそうだけど…」 女性はれみりゃ愛好家なため負けたれみりゃを気にしていたのだ しかし、それも次に巻き起こる歓声にかき消されてしまう 「お待たせいたしましたぁぁ!本日のメインイベントォォォ!」 闘技場で司会をしている男性がマイクを使い盛り上げる この闘技場は広いのだ 「漆黒の流星ゆっくりまりさVS白銀の弾丸ゆっくりれいむの試合を行います!」 「「「わああああああああああああああ!!!!!!」」」 まるで厨二のような二つ名を付けられたゆっくりがリングに凄まじい熱狂ぶりを見せる この二つ名にはワケがある。ただカッコイイとかでは断じてない この場は一応非公式なため、誰が育てか、と言うのを公にはできない そのためゆっくりを区別する必要がある場合にはこの様に二つ名を使って区別する また、二つ名持ちとそうでないゆっくりを一緒に戦わせるという試合もある その場合どちらも普通にまりさやれいむとしか紹介されない いざ始まれば試合前人気とは打って変わってのバトルロイヤルが開催されるため人気ゲームの一つである そして今は二つ名持ちによる一匹VS一匹の勝負である まりさを育てた鬼意燦とれいむを育てた鬼意燦がそれぞれゆっくりにアドバイスを送る 「れいむ、相手の動きに惑わされるなよ!」 「とにかく序盤は相手の攻撃をよけるんだまりさ!」 そして試合開始のゴングがなる 漆黒の流星の二つ名を持つまりさは流星の名にふさわしい機敏が動きを見せる 野生のゆっくりちぇんを凌ぐスピードでれいむの周りを縦横無尽に駈け巡る 対するれいむはじっと待ちかまえる れいむにはまりさほどのスピードが無いため追うだけ無駄だと理解している そしてまりさが正面に来た瞬間、ありったけのパワーを脚にかけての体当たり これが弾丸の異名の由来だ まりさの体にれいむの体当たりが掠る それだけでまりさは体制を崩してしまった 「今だれいむ!一気にたたみ込め!」 「まりさ、離脱しろ!」 二人の鬼意燦が指示を飛ばす 動いたのはれいむの方が速かった ジャンプすると全体重をかけまりさに落下する まりさはボディプレスを受けて何度も顔をリングに打ち付けられる そうして幾度目かのボディプレスを受けるかと思われたとき 「ゆ?」 れいむがジャンプした瞬間まりさはゴロンと横に転がりそれを回避した 今度はれいむがリングに打ち付けられる 「まりさ、今がチャンスだ!」 鬼意燦の声を聞きまりさは連続攻撃を仕掛ける 攻撃しては間合いの外まで行きまた攻撃するヒットアンドアウェイ これぞ必殺チャージアンドアサルトだ 「…ゆぎゅぅん」 こうして最初は優勢だったれいむが倒れた 「勝者、漆黒の流星、ゆっくりまりさぁぁぁ!!!!」 レフェリーが勝利を告げるとまりさは鬼意燦の元へと戻っていく このゆっくりは鬼意燦の持ち込んだゆっくりである まりさの用に試合に出るようになるためにいくつかの審査を通らなければならない そのため出場するゆっくりは皆優秀なゆっくりだ また、れいむも鬼意燦に回収され治療を受けている この鬼意燦はまだ善良だが負けたゆっくりをその場で殺してしまう鬼意燦も存在する 敗者に未来を選ぶ権利はない このゲームは特に男性の支持を得ている その逆に女性の指示を得ているのがすぃーを使ったゲーム このゲームではすぃーにゆっくりを乗せてレースを行わせる そしてその着順を当てることで倍率分のコインをもらう仕組みだ 余談ではあるがこのレースに出場するゆっくりはまりさ種が多い それはまりさ種の悪知恵でレースを盛り上げるためである 「ゆっへっへっ!まりさがいちばんだぜ!」 丁度レースが始まろうとしていたが3番のすぃーに乗ったまりさがフライングスタートをしてしまった これもこのすぃーレースの魅力の一つだ しかし、腐ってもこれはルール上でのギャンブル。 ゆっくりと言えども反則行為は許されない 独走状態の3番まりさだったが突如下から何かに突き上げられてすぃーから落ちてしまう 「ゆぐぐ…いたいんだぜ…」 コースには様々な仕掛けが施されており、先ほどフライングしたゆっくりを制裁する仕掛けが作動したのだ それを見てスタートの合図が出される 3番以外のまりさが一斉にすぃーを走らせる 「ゆっくりとまるんだぜ!まりさをひいちゃだめなんだぜええええ!!」 3番まりさはコース上に取り残されたままだ 他のまりさ達はそれぞれ罵声を浴びせてまりさを轢いていく 「ふらいんぐするやつゆっくりしんでね!」 「おぉ、ぶざまぶざま」 「ずるしたらこうなることもわからないの?ばかなの?しぬの?」 「ゆぎゃあああ!!いだいいい”い”い”い”!!!」 こうして3番まりさは他のゆっくりに轢かれてあえなく失格となった 先頭集団が第1コーナーを曲がるとそこには数本の柱がそびえ立っていた ちょうど連続ヘアピンコーナーをイメージしてられていてこの柱の間を曲がりながら避けなければいけない 「すぃーはきゅうにとまれないぃぃぃぃ!!」 5番のまりさはスピードの出し過ぎでそのまま柱に激突してしまった 後続集団はすぃーのスピードを落として連続ヘアピンを超えていく そうして高低差のあるコースを越えて6番まりさ、1番まりさ、そして5番まりさの順でゴールに入る なお、三連複までしか無いため4位以降のゆっくりはゴールできないしようとなっている 3着が確定するとゴール前に落とし穴ができるのだ 「やべでええ!!ばりざはおぢだぐないいいい!!!」 4着のまりさが穴へと落下していき他のまりさも次々と落下していく 「ゆっへん!とまればあなにおちないよ!」 最後に残ったまりさが穴の手前で止まりすぃーから降りる 穴を見下ろして落ちていったゆっくりを嘲笑する しかし、そんなことが許されるはずもなくこのディーラーがスイッチを押すとこのまりさは下から突き出てきた針によって串刺しにされた 「もっどゆっぎゅりぢだがっだよ…」 また、別室ではこのカジノの作った河童が天狗と将棋を行っていた これはカジノではなく来賓用の別室で行われているため人目には付かない 河童が金の役目を持ったゆっくりを動かす 天狗はそれを受けて桂馬の役割を持ったゆっくりを動かす 「みょん!」 天狗が今し方動かした桂馬はみょんである この将棋の駒は全て脚を焼いたゆっくりを使用しそれぞれコマとしての役を与えられている 今行われている対局ではれいむが歩、ちぇんが香車と飛車、みょんが桂馬と角、ありすが銀でぱちゅりーが金、そしてまりさが王将だ「まりささまをまもるんだぜ!」 王将まりさは将棋のルールを何となくだが理解していた それはとにかく他のコマが自分を守ればいい。そして、れいむは真っ直ぐに一歩ずつしか動けないこと 河童、河城にとりは歩れいむを一歩前進させる 「のろまなれいむなんてこわくないんだ!さっさとちぇんかみょんにやられるんだぜ!」 この将棋には二通りの楽しみ方がある 一つは純粋に将棋を行うこと そしてもう一つがゆっくり達の反応を見ることである 先ほどからわめいてる王将まりさはゲスなため中々愉快な反応をしてくれている 天狗、犬走椛は金ぱちゅりーを動かして王将まりさから遠ざけていく それを見てにとりは角みょんや飛車ちぇんをすぐに椛の王将まりさの近くに動ける場所へと移動させる 「なにやってるんだぜ!まりさのまわりにはやくありすたちをもどすんだぜ!」 王将まりさは自分が取られると負けることを知っているために騒ぎ出す 「おねえさんまけたいの?ばかなの?」 この将棋では相手の駒を取っても自分で使用することはできない どちらかと言えばチェスよりのルールを採用している 何故かというと 「いやだあああ!れいむとられだくないよぉぉぉ!!」 「わかるよーれいむはちぇんにたべられるんだねー」 椛が飛車ちぇんを動かし歩れいむを取るとちぇんがれいむを食べていく 「むーしゃむーしゃ、しあわせー♪」 「でいぶばじあわぜじゃないいいい!!!」 このように食べられてしまうため駒であるゆっくりは必死に打ち手に勝つように叫ぶ 王将まりさは自分が盤上で一番安全だと思っているが実は一番危ない どちらが勝つにせよ王将は絶対に取られるので50%の確立で食べられてしまうのだから それに比べるとまだ他の駒は生き残れる可能性がある ちなみに虐待好きの打ち手はわざと全滅させる場合もある そうして王将まりさの周りに駒が無くなった 「まりさはおいしくないんだぜ!たべるならみょんをたべるんだぜ!」 だが、にとりは飛車ちぇんを動かして王手を掛ける 「ばやぐまりざをにがぜえええ!」 が、椛は歯牙にも掛けず歩れいむを逃がす 「いやあああああ!!」 王将まりさの叫びを無視しにとりは角みょんを動かした 「ばかなおねえさんだぜ!かてるちゃんすをのがしたんだぜ!おねえさんのちぇんはまりさがいただくんだぜ!」 「わからないよー!どうしてまりさをとらないのおおお!!」 しかし、椛が次に動かしたのは銀のありすだった 「とかいはなありすがいどうしてあげるわ!」 「やべろおおお!ばりざをたすげろおおお!!!」 こうやってこのようなゲスゆっくりの反応を楽しむのが今の二人のお気に入りだった そうして何度も何度も同じ事を続け、王将まりさの周りは前一マスを除いて全て埋め尽くされてしまった 王将まりさはがくがくと歯をならす ここに来て他のゆっくりも打ち手の趣向を理解したらしくニヤニヤとまりさを見つめている 「まりさがとられたらまけなんだぜ…おねえさんはまけたくないはずなんだぜ…」 そうして開いてる場所にのろまと罵った歩れいむが動かされた 「ゲスなまりさはゆっくり取られてね!」 「でいぶううう!!じねえええ!!!」 「むーしゃむーしゃしあわせ〜♪」 「やべどおおお!!いやだああ!ゆっぐりじだいいいい!!!」 結局王将まりさは最後に歩れいむに食べられて対局終了となった 「なかなか面白いッスねこれ」 「うーん、でも正直喧しいのよねぇ」 椛は楽しそうだがにとりは思案する 職人として納得がいかないようだ 「けど、売上は上々って聞いてるッスよ?」 この将棋は一部の虐待派に人気の商品だ 駒のバリエーションもゆっくりの数だけあるので反応がそれぞれ楽しめるとのこと 「次は麻雀にでもしようかなぁ」 にとりはゆっくりをつまみ上げてあんよを眺める ここに牌の模様を入れればゆっくり麻雀ができるだろう 「それじゃ次は普通に将棋をやるッスよ」 椛は別の駒を用意して対局を促す 今度も駒はゆっくりだが将棋のルールを教え込まれた利口なゆっくりを採用した駒だ 先ほどと違って反応を楽しむためではないので駒をちゃんと取って使う こちらはゆっくり達がそれぞれ自分がどう動けるか、今動けば誰が取れるか、と言うのを教えてくれるものだ 「考えても仕方ないね」 にとりはお茶請けとして先ほど駒として使ったゆっくりをつまむと再び将棋盤へと向かう 「なんでありずがだべらでどぅのおおお!!!」 ここ寺子屋ではちょうど慧音と妹紅が昼食を取っていた 「妹紅、最近何やら騒がしくないか?下から何か聞こえるような気がするのだが…」 「気のせいじゃないの?最近は神社に間欠泉ができるくらいなんだしさ」 慧音は納得しなかったが箸を進める よもや寺子屋の真下に巨大なカジノが作られていて妹紅がそこに出入りしてるとは思いもしないだろう
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"ゆっくり落とし" ゆっくり消しゴムを指で弾き、相手のゆっくり消しゴムにぶつけて盤上から落とす遊び。 テーブルやイスがあれば、どこでも行える。ゆっくりは柔らかく弾力に富んだ体をしており、 しかも若干ながら自分で動いたり声を上げたりできるため、 普通の消しゴム落としよりも変化の多い展開が楽しめる。 基本的には何も無い台の上で行う単純な遊びなのだが、 盤面に障害物を置いたり、台を傾けたりといった方法でゲームを複雑にすることもできる。 また、大きなゆっくり(消しゴムとしては)を用意したり、消しゴム自体を改造したりする者もいる。 改造の例としては、すべりを良くしてスムーズに動けるよう :体の底の部分に紙を貼る :糊を塗って乾かす :ホッチキスの針を刺す といったものがあるが、攻撃を受けた時に弾き飛ばされ易くなってしまう諸刃の剣でもある。 逆に、飛ばされにくくするための工夫としては :勝負に使う前のゆっくりを予め何かに強くこすり付けて粘液を大量に分泌させ、 それを利用して盤面にゆっくりを貼り付けてしまう :ゆっくりは丸っこい体をしており、攻撃された時にそのまま転がって落ちてしまうことがあるため 型に詰めたり掌で押し潰したりして、体の形を転がり難くする といったものもある。 追記 このゲームは、ある意味プレイヤーとゆっくりの連携が重要となる。 ゆっくりは勝手に動くので、勝負に勝つためには「盤の端に近寄るな」などといった立ち回り方を 教え込むことが欠かせない。 ゆっくりには幼児程度の知能と学習能力しか無いが、 根気良く教え込めば次第に覚えていく。最初は基本的なことから教えていくとよい。 水の中に転がし落として沈めたりすると、すぐに盤から落ちることを嫌がるようになる。
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なんとなくSSを書いてみる ○○ゴン○○○トモ○○ター○を久しぶりにやっていたら、突然こんなネタが浮かんだ。 文才…というか、ところどころおかしな表現があると思いますが、生暖かい目で見てください(ハァハァ 幻想郷にゆっくりたちが生息するようになってから、数か月が過ぎた。 人間の里では身近な甘味―――餡子の原材料を簡単に採取することができるとみてゆっくり加工所が建てられた。 永遠亭では、蓬莱の薬師がゆっくりを使って奇妙な実験をしていると聞く。 紅魔館では瀟洒なメイド長が主人とその妹に似たゆっくりを数匹育てているとサボり中の門番から聞いた。 ――――もっとも、その門番は俺がその場を立ち去った後、サボりが発覚。メイド長にお仕置きをされたようである。合掌。 今日の畑作業を終え、ゆっくりの侵入防止にゆっくりころりを数ヶ所に配置する。もちろん、看板も忘れずにだ。 帰り道、畦のそばを歩いているとゆっくりれいむとゆっくりみょんを連れている少年をみつけた。 いや、連れているというには、少々状況がおかしい。ゆっくりみょんが少年の指示に従ってゆっくりれいむを攻撃しているようである。 「ゆ゛ぶっ!ゆ゛げっ!ゆ゛っぐり゛でぎな゛い゛ぃ゛ぃ゛!」「ちーんぽ!」 お、ゆっくりみょんがれいむを倒したようだ。戦闘が終わったのを確認して俺はゆっくりみょんに指示を出していた少年に声をかけ、いったい何をしていたのかを聞きだした。 聞き出す途中、ゆっくりみょんがれいむの餡子を貪っていたが、先ほどの戦闘に興をひかれた俺はそんなことを気にせずに子供の話を真剣に聞く。 何でも、里の子供たちの間では野生のゆっくりを捕獲し、育成、配合させ、鍛え上げたゆっくり同士を戦い合わせる遊び―――ゆっくりバトル―――が流行っているようだ。 聞けば、子供たちだけではなく里の暇な(俺とて、例外ではない)者――老若男女問わず――の間でも広まりつつあるそうだ。 まず、少年のようなブリーダーで16歳以下は捕獲し、育成できるゆっくりの種族に制限がある。―――反面それ以上の年の者は低くはゆっくりれいむ。高くはゆっくりゆゆこ。すべてのゆっくりを育成できるのだそうだ。 育成をするのに、特別な資格は必要ないようである。ただし、公式の大会に出るには、ランクFの試合を受けてそれに勝ち通す必要があるのだそうだ。 俺は少年に、今日収穫した野菜と餡子を少年にお礼にとあげて、はやる心を抑えて家へ帰宅した。 「ゆっ?おにーさん、だれ?」 「おにーさん、ここはれいむとまりさのおうちだよ!ゆっくりできないひとはでていってね!」 帰宅した先に、不幸な生贄’ゆっくり’が2体。家を荒らしているのにでくわした。 「ゆっくりしていってね!」 俺は、いつもどおりの常套句をれいむとまりさに投げつけ――――傍にあった段ボールのなかにゆっくりれいむを閉じ込めた。 「ゆっ!?くらいよ!はやくだしてね!」 「おにーさん、れいむをだしてよ!」 あー。うるさいうるさい。そう思いながら気だるげな動作で足元ににじり寄ってきたゆっくりまりさを水槽の中にぶち込む。 「ゆべっ?おにーさんひどいよ!なんでこんなことするの!?」 とりあえず、水槽に入れたまりさを確認し、段ボールのなかかられいむを取り出す。 「なぁ、お前ら勝手に人の家に入っていいと思っているのか?」 「なにいってるの!ここはれいむとまりさのおうちだよ!おにーさんのじゃないよ!」 「ゆっくりできないおにーさんhゆ゛ぁ゛ぁ〝!?」 手のひらで、じたばたするれいむのほっぺたをつまみ、一気に引きちぎった。あ、やべ。ちょっと強すぎたかな・・・。餡子が駄々漏れになっている。 「れ゛い゛む〝ぅ゛ぅ゛ぅ゛!どう゛じでごん゛な゛ごどずる゛の゛ぉ゛ぉ゛!」 「ゆ゛ぴっ・・・ゆ゛ゆ゛・・・」 あーこりゃ、もう駄目だな。手なずけやすいれいむを育てようと思ったけど、まぁいいか。ゆっくりだし。 しばらくするとれいむは息絶えた。水槽の中で涙目になっているまりさを脇目に、台所へ行く。 しばらくして、まりさのもとに戻るとさっきまでの惨状を忘れ安らかな寝顔で眠っていた。――うわ、涎きたねぇ。 「おい、起きろ。」 「ゆゆ?もっとゆっくりさせてよ!」 「なんだ?もっと、寝たかったのか?じゃあ、この餌はいらないな。」 「ゆっ!ごはん?たべるたべる!ごはんちょーだい!」 騒ぎ立てる、まりさの水槽にれいむからとった餡子と野菜のカスを混ぜた餌をまりさに与え、部屋の片づけもそこそこに床につく。 翌日。 「ゆっくりしていってね!!!」といきなりの大音量で起こされる。時計を見るとまだ6時じゃないか、この糞大福。 まりさには野菜の切れ端を与え、朝食を終える。 俺は水槽からまりさをつかみ、庭へ放り投げる。「ゆぶぅ!?」情けない悲鳴をあげ、庭をころころ転がるまりさ。 「おにーさんひどいよ!ゆっくりできないよ!もっとゆっくりさせてね!」 「いいのか?俺にそんなこと言って。せっかく、おいしい餌’調教’を(させて)上げようと思ったのにな。」 「ゆゆ!ごはん!もっとほしいよ!」 「でも、ただじゃあげられないなぁ。やっぱりやめようか。」 「や゛だぁ゛ぁ゛ぁ゛。ごばんぼじい゛よ゛ぉ゛ぉ゛!な゛んでも゛い゛う゛ごどぎぎまずぅ゛ぅ゛!」 「何でも言うこと聞くんだな?よし。餌だ。」 涙目ながらも、餌がもらえることに喜んだまりさにえさを与え、今後の予定を考える。 1.まりさの基礎体力調べ 2.野良ゆっくり狩り 3.別のゆっくりを捕獲 このあたりが妥当なところだな。 よし。 「おい。ちょっとそこ走ってみろ。」 と、餌を食べ終えて「しあわせー」な顔になったまりさに命令する。 「ゆ!わかったよ!おにーさん!」 と、10歩分の幅の距離走る。どうやら、瞬発力はあるようだ。 「よしよし。次はその桶を持ち上げてみろ。」 といい、桶を持ち上げさせる。「ゆゆー」と言い何とか持ち上げるまりさ。 物を持ち上げる力は弱いようだ。 ―――中略――― とりあえず、一通りの基礎体力を調べた結果―――――瞬発力だけ強い、と。 明日からのトレーニングはスパルタでいこう。幾ら瞬発力だけが強くても、戦闘に有利にはなりにくい。 しかし、弱った。ここまで基礎体力が低いとは。このまま狩りに行ったとしても、囲まれたら\(^o^)/だろう。 そう悩んでいると、玄関周りの草むらからがさごそと音がした。 玄関に近寄り、草をかき分けるとゆっくりみまが隠れていた。逃げ出そうとするみま。素早くとらえる俺。 0.01秒の世界を展開させ、みまを捕獲。 「ゆっくりはなせ!」「!ししょー!おにーさんししょーをゆっくりはなしてね!」 このゆっくりはどうやらまりさの師匠らしい。 後でわかったことなのだがゆっくりみまは希少種でなかなか確認できないことで知られているそうなのだ。 まぁ…ちょうどいいか。ししょーというんだったら、弟子のまりさよりは強いはずだし。 そんな淡い期待を胸に、はなせはなせと暴れるみまとまりさを連れて、俺のブリーダー生活初日は終わった。 ―――――――――――――――――――――――――――― ゆっくりバトル物語。とあるブリーダーの話1 生意気にもあとがき これまでのSSでゆっくりみまが登場していなかったので、ついカッとなって出して見た。後悔はしていない。 餌とかの設定は、おいおい考えておくことにしてFランク闘技場はまりさとみまの師弟コンビで行かせるつもりです。 今後、考えておくこと↓ 旧作のゆっくりはどうするか?→必要とあらば出す。かませ犬な立ち場でも出す。 餡子の表現→これは想像力とセンスでカバーするしかないですなorz 育成風景→今回は―――中略―――とあらわした。必要、不必要かと思ったら―――中略―――と入れておきます。 略したところは、後書きに簡潔に書く…でいいか。 戦闘→直感とひらめき。 とりあえずこれくらいですか。 今回の育成↓ 基礎体力テスト→すてーたす欄のところを調べました。 ゆっくりすてーたす↓ まりさ ゆっくりサイズ:ばれーぼーる 瞬発力 B 力 C- 持久力 D タックル B- 速さ D+ 賢さ E 特徴:そんなに黒くない大福。調教次第では某○○スター○のス○○ムのように最終奥儀を習得するかも。 みま ゆっくりさいず:ばすけっとぼーる大 瞬発力 B++ 力 C++ 持久力 B+ タックル B+ 速さ B 賢さ C 特徴:まりさのししょー。独り立ちしたまりさを草陰からじっと見守っていた模様。餡子はずんだ。 2話はゆっくり狩りかなー…。
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そういえば、ドレアム作るのにわたぼう必要なんだっけ…?久しぶりにやるからもうあれなんだぜ。 ゆっくりまりさの体力テスト中にゆっくりみまを偶然捕獲したのが昨日のこと。 次の日、購読している文々。新聞(3年間購読。特典は盗撮写真)にチラシ…のようなものが挟まっていた。 どうやら、昨日会った少年が言ってたゆっくり協会からのようだ。 なになに・・・? 『○○さんへ。 当協会はあなたのブリーダー参加を快く受け入れます。 つきましては、お飼いになっているゆっくりを当協会へお連れになって正式な手続きをお受けください。 期日は今週末までです。 ゆっくりブリーダー協会 初代会長 △■』 ふむ・・・。どうやってゆっくりを育成し始めたのを知ったのかはあずかり知らぬところであるが、天狗の連中が協力しているのだろう。 少なからず、ゆっくりを飼っているという、噂も聞くしな。 朝食を済ませ、まりさとみまにれいむだったもの(すでに原形をとどめていないのではあるが)を与え、協会へ行くことにした。 まりさとみまを作物収穫籠に放り込んで愛車(改造自転車。取り付けたターボ機能は河童製。)に乗りこみ、朝の清々しい空気を味わう。 協会へ行く前に、畑にかけた罠を確認しに行く。愚かなゆっくり達は簡易に引っかかってくれたようでところどころに配置したころりはすべてなくなっていた。 協会についた俺だが、流石にゆっくりブリーダーの支援が目的なだけにあってそこらじゅうゆっくりのうz…やかましい鳴き声が響き渡っている。 チラシでは受付に行けば手続きを受けられるようだ。受付は…あそこか。 「すいません。こちらが受付でよろしいでしょうか?」 「はい、ここが受付で(´・ω・)ス」 「えーと、ブリーダーとして正式に手続きしに来たんですが…。」 「かしこまりました。それでは、このプレートを持ってブリーダー支援課までおいで下さい。」 と、ゆっくりれいむのうざい顔が刻まれたプレートを渡される。 「支援課はそちらの右を曲がって、すぐです。」 案内されたように支援課へ行く。まりさとみまは自分たちと同じ仲間がいるのが嬉しいのか、籠の中ではしゃいでいる。 支援課。そう書かれたプレートには右にゆっくりれいむ。左にゆっくりまりさ。 支援課の字の下に「ゆっくりしていってね!!!」とテンプレ通りの叫び声が刻まれていた。 ドアをノックする。すると中から、「はいどうぞ。」と返事がした。 ドアを開けると、そこにはリクルートスーツを身にまとった妖怪の大賢者と誉れ高い八雲紫と、その式八雲藍がいた。 「あら、あなたが新しいブリーダー志願者ね。」 え?なんでこの人が?これは何の間違いなんだ? 「ふふふ…。まぁ、驚くのも無理ないわね。コホン。まず、あなたに言うことが一つ二つあるわ。」 突然のことに狼狽する俺を見て、少しだけ微笑みこう告げる。 「一つ、当支援課からはブリーダーに図鑑・育成記録帖。そして、サービスとしてブリーダーの家にゆっくり空間を提供するわ。」 「は、はぁ…。」 「二つ、これはもっとも重要――と言うよりはこれを正式なブリーダーとして認可されないわ。藍。」 「はっ。」と応答する藍。が懐から一枚の紙片を取り出し、主である紫に渡す。 「あなたは、本日から5ヶ月後。当協会が開催するゆっくり闘技大会―ランクF―で優勝してもらうわ。」 「はぁ…。それで、優勝できなければどうなるんですか?」 「その場合は3か月毎に大会が行われるからその時にリベンジしなさい。優勝した時はまたここを訪れるように。」 「そうですか…。ちなみに、試合前に相手の情報とかがわかったりとかは。」 「試合は公平さを保つためお互いの情報が伝わらないようにしているわ。じゃ、これで説明は終わりよ。」 と、そういって紫は俺に先ほど式から渡された紙片を俺に渡し―――――スキマへ放り込んだ。 「うわっ?」「ゆっ!?」「なにがおこったんだい!?」スキマへ飲み込まれた俺と籠の中のゆっくりは、受付の前に落とされた。 受付の人が言うには、この程度のことは日常茶飯事なのだそうだ。 ただ、過去に何回か飼いゆっくりをスキマ過程でつぶしてしまったブリーダーもいるらしく、再び支援課へ向かって行ったそうなのだがその日には戻ってこなかったどころか、 一ヶ月後妖怪の山から流れてくる川でぐずぐずになったゆっくりとともに発見されたそうだ。 その時、うわ言で「少女臭が・・・ねばねばした少女臭が・・・」とぶつぶつ言っていたようだが命に別条はなかったとのこと。 スキマ…!なんて恐ろしい…! その日の夜。 「ゆ~ゆ~♪」「はぁ、はぁ、まりさ…」 家につくと、家と離れの倉庫の間にゆっくり飼育場と看板の刺さった土地が新しく出来ていた。 まりさとみまはさっそくつろいでいるようである。 「…スキマ…本気で恐ろしいぜ…。」 あの、隙間妖怪だけには決して逆らっても歯向かってもいけない。そう改めて感じた。 「ゆ~♪ゆ~♪ししょーもいるし、ゆっくりできるばしょも増えたしうれしいよ!」 「あしたもゆっくりするよ!まりさ!」 残念だが、君たちは明日から地獄の特訓メニューだ。 次の日、まりさとみまにとって文字通り地獄の日々が始まった。 まず、まりさ。基礎体力が他のゆっくりよりも低いために大規模な底上げを強要された。 具体的に、走り込みやウェイトトレーニングを主にした特訓である。 特訓中に少しでもゆっくりすると、 「ゆっくりしているんじゃねぇ!そら!今日のノルマ達成まであと飼育所50周だ!」 「も゛う゛や゛だぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ゆ゛っ゛ぐり゛じだい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!」 「そらそら!少しでも力を抜くとお前の尻(あるのかどうかは不明だが)に針(剣山)が刺さるぞ!」 「ゆ゛~!ゆ゛ゅ゛~!!」 ブス 「い゛だい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!??」 「怠けるな!腹筋500回!背筋500回!3セット!朝昼晩続けてこそ強靭な筋肉は身につく!」 「ゆ゛ぶっ゛!ゆ゛げっ゛!」 特訓中に餡子を吐くことがしばしばであるが、少量でありかつ俺が砂糖水をこまめに与えているためか大事に至ることはなかった。 つぎにみま。昨日の出会い頭ですでに分かるのだが、こいつは克己心がかなり高い。 故に、命令を素直に聞き分けるように、恐怖をトッピングに調教を施す。。 301「でも、魅魔様の搾乳ならちょっと見たいかも」 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!よ゛っでごな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛!ざぐに゛ゅ゛う゛ざれだぐな゛い゛い゛い゛い゛!」 飼育所の片隅に「誰にでも扱える!ゆかりんの簡易式神!~何回でも使えるわよ(はぁと)~」が置かれてあったので活用させていただいた。 四方からみまに向かってにじり寄る変態、もとい、式神。 それに囲まれているみまは、顔を涙と鼻水とよくわからない液体まみれにして、 「お゛に゛ーざん゛!ゆ゛っぐり゛ざぜでぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 「ゆっくりさせてもいいけど、お願いするならちゃんと言わないと助けないよ!」 「お゛ね゛がい゛じま゛ず!な゛ん゛でも゛い゛う゛ごどをぎぎま゛ず!だがら゛だずげでぐだざい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!」 チッチッチッ。と指を振り、 「助けてほしいかぁ?本当に?本当に?「はや゛ぐぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!」俺がお前のようなゆっくりをこのような形で助けるのは本来ない事なんだぜ?それを理解しているか?」 「わがっだ!わがりまじだがらぁぁぁぁ!」 「…だが、それだけでは助けてはやれないな!「どぉじでぇぇえぇぇ!?」人‘飼い主 に助けを求める時には大切なことが必要だろ?『お願いします。‘プリーズ 』が!?」 「ゅゆ゛ゆ゛ぅぅ゛ぅ゛ぅ゛う゛う゛!?お゛ねがい゛じま゛ず!!お゛ねがい゛でずがら゛!ごのぐざっだま゛んじゅ゛う゛を゛だずげでぐだざい゛!」 パチン!指を鳴らして、変態と言う名の式神を紙切れに戻す。 「ゆっ!?この!この!よくもこのみまさまを泣かせたな!」 物言わぬ紙切れになった変態を踏みつけるみま。 パチン!再び指をならし、紙切れは変態として再活動する。 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!ごな゛い゛でぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!」 これを数回繰り返して、みまの克己心を徐々に崩していく。 大会まであと4か月。ゆっくりたちの明日はまだはじまったばかりだ。 「も゛う゛や゛だ!ゆ゛っぐり゛じだい゛!」 「ナマケルナー!後100周ランニング!その次は腹筋背筋のフルコースだ!」 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!」 301「でも、魅魔様の搾乳ならちょっと見たいかも(ハァハァ」 …その前に、理性が崩壊するのが先かもしれませんがね…。 あとがき ゆっくりモンスターズ2話です。 ゆっくり虐待分はほかのSSと比べればやや少ないと感じるでしょうけど(汗 ゆっくりみまの弱点はこんな感じで。まさか、このネタをこういうところで使うとは考えていなかったりして( 前スレのコメントから。 177 :名無したんはエロカワイイ :sage :2008/07/08(火) 01 37 04 (p)ID BfMe794g0(2) 174 ステータスとか書くと有形無形いろんな形で貴殿自身を拘束していくぞ その辺は適当にやっていくんだ 前回、ステータスは体力テストの結果として晒しただけです。 新しく捕獲したゆっくりは有無を言わさず体力テストが待ってます。 あと、元ネタがあれなのである程度ステータスに沿った展開にしようかとメモな感覚で留めようかと。 184 :名無したんはエロカワイイ :sage :2008/07/08(火) 01 51 14 (p)ID x0UMcack0(3) 174 やっぱりゆっくリーグとか四天王とかいるんだろうか ポケモンの人じゃないですorz でも、システム的にポ○○ンと○○ゴンク○○トモ○○ター○は少し似ていますよね。 あと、◎◎スターファー●も。育成して戦わせるタイプのゲームは文章として書くとどうにも混ざりやすい。 次回は、新しい生贄がまりさとみまの前に!そして、4ヶ月後に行われる大会!荒れる会場!ヒートアップする観客! 神社の巫女は今日も飢えているぞ! このSSに感想を付ける
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表示について 星の数はレア度を表す 最大で★5 ★1:N(通常種) ★2:PN(通常種~準希少種の間) ★3:R(準希少種) ★4:PR(希少種) ★5:SR(超希少種) 共通 〈通常時〉 ゆっくりしていってね!!! ゆっくり! ゆん! ゆん、ゆん、ゆん! にんげんさん、おはようございます!(善良種のみ) にんげんさん、こんにちは!(善良種のみ) にんげんさん、こんばんは!(善良種のみ) ねーねー、あそぼー、あそぼー?(愛で時、善良種のみ) もっとなでなでしてー(愛で時、善良種のみ) ゆっくりーのひー、まったりーのひー、らんらんらん! すーりすーりすーり(愛で時) こーろこーろ(旧バージョンのみ) ころころころー(旧バージョンのみ) ぜんそくぜんしーん!(ダッシュ移動中) わーい、まてまてまてー(ダッシュ移動中) わぁーい、ゆーっくりまってねぇ(ダッシュ移動中) わー、おそらをとんでるみたーい!(おそら) ぺーろぺーろ(他のゆっくりに対する慰め。食事時とは違い、イントネーションが観察日記におけるぺーろぺーろ) 〈おちび・家族関連〉 おちびちゃん、これからもずっといっしょだよ! いもうと、はやくおっきくなってね!(姉ゆ) おちびちゃーん! おかーちゃん! おとーちゃぁ〜! おねーちゃん! いもーとぉー! れいむぅー まりさぁー ありすぅー ぱちゅりー れみりゃー ふらぁーん ちるのぉー (みょん、さくや、ちぇんの名前呼びは未実装?) うまれるー、うまれるー!(出産時) 等 〈虐待時〉 やめてぇ!やめてね!やめてね! ゆんやぁゆんやぁゆんやー! ぷっくー!(ぷくー時) かえしてぇー かえしてよぅ(おぼうし没収) ごめんなさい、ゆるしてください!(善良種のみ) どうしてこんなことするのぉ!(基本ゲスのみ、子ゆを攻撃して怒らせると善良種も言う) やーじゃやーじゃ、おうちかえるぅ!(ゲスのみ) ゆっくりにげるよ(ゲスのみ) さむいーさむいよーだれかたすけてー(さむい…時) あついーあついよー!たすけてー!(炎上・あつい…時) もえてる〜もえてるよぉ(炎上・炎接近・あつい…時) どうしてほのおさんここにいるのぉ?(炎接近時) ほのおさんは、ゆっくりできないんだよぉ(炎接近時) ゲホッゲホッゲホッゲホッ(瀕死からの回復後) 等 〈食事時〉 わーい、ごはんさんだー! わーいわーい! ぺーろぺーろ むーしゃむーしゃ もーぐもーぐ ごはんさん、ありがとう!(善良種のみ) うめぇ!ぱねっ!(ゲスのみ) これめっちゃうめ(ゲスのみ) はっぱさんは、たべたくないんだよー(葉っぱ) これ、にがーい!(葉っぱ) なにこれ、すごーくまずいよ!(葉っぱ、ゲス) げろまず〜(葉っぱ、ゲス) おいしくないけど、がまんしようね!(葉っぱ、善良種のみ) くさーい! うんうん、くっさいよー!(うんうん) くさいよー! うんうんさんあっちにいってね!(うんうん) 〈空腹時〉 おなか、ぺこぺこー ゆんやぁゆんやぁゆんやぁ…(悲しい時とは別の泣き方) 〈うんうん体操〉 うんうんでりゅう〜 ゆっち、ゆっち ゆん! ゆん、ゆん、ゆん! 〈降雨時〉 あめさんだよー、ゆっくりできないよー あめさん、はやくあっちにいってねー とけちゃうよー、からだがとけちゃうよー 〈非ゆっくり時〉 おうちにかーえろっと! わーい、おはなさんだぁ! ゆっくりーのひー、まったりーのひー、らんらんらん! 〈非ゆっくりなりかけの時〉 やだやだやだぁ〜 やじゃやじゃおうちかえるぅ… おかーちゃん おとーちゃん 準共通 2〜4種間で共通のセリフ。 〈れいむ まりさ ちるの〉 ばーかばーか!(ゲス) 〈れいむ ぱちゅりー ちるの〉 もーっと、きもちよくしろー!(愛で時、ゲス) 〈ぱちゅりー ちるの〉 ごはんさん、ありがとうね(食事時、善良) 〈れいむ ふらん〉 あそんで、あそんでー!(愛で時) 〈ありす ぱちゅりー みょん さくや〉 はやくあやまりなさい!(ぷくー時 ゲス化) がんばりなさい、いまいくわ(他ゆへの虐待時) これはけんこうにいいわ!(食事時、葉っぱ) ごはんさんはどこかしら(狩り時) 〈ありす ぱちゅりー さくや〉 とーってもたのしいわぁ! 〈ありす ぱちゅりー〉 あまあまをはやくよこしなさい!(ゲス) そんなんじゃ、ぜんぜんかんじないわ!(愛で時、ゲス) そんなことしちゃ、だめなのよ(ぷくー時、善良) とってもおいしいわ!(食事時、善良) かりさんにいくわ!(狩り時) おなかがすいたわ(空腹時) 〈ぱちゅりー みょん さくや〉 わたしに、かわいいあかちゃんができたわ!(妊娠時) 〈れみりゃ ふらん〉 うー☆ うー☆うー☆うー☆ はやくあまあまをよこすんだどー(ゲス) ぎゃおー たーべちゃうぞー(ゲス ぷくー時 ゲス化) もうおこったどー(ぷくー時) どうしたんだどー、だいじょうぶかどー?(他ゆへの虐待時) とってもおいしいどー!(食事時、善良) ごはんさんどこだどー?(狩り時) おなかがすいたどー(空腹時) すごいどー、あかちゃんができたんだどー(妊娠時) れいむ 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 通常種 レア度:★x1 1~9円(ランクC) 200~3000円(ランクB以上) 最もよく見かけるゆっくり。特徴は赤いリボンと2つのもみあげ。中身は漉し餡。 オプションパーツ(ランダムに装備する、プレイヤーが着脱させられない小物)はお花。左もみあげに握っている。王冠を被せると魔法少女ステッキに変化。 もみあげは長毛型・短毛型・わさ型の3種類があり、現行版では左右で種類が異なる場合もあるため、もみあげの形状だけでも合計9種類のバリエーションが存在する。(性格に影響は無い) 胎生妊娠形のれいむは黒髪で、植物妊娠型のれいむは茶髪。 主なボイス 通常時(全て善良種のみ) ゆっくりしようね! れいむね、しあわせだよー! れいむね、おうたがじょうずなんだよ! いっしょにうたおうね! れいむのもみあげさんをゆっくりみてね、すごーくかわいいでしょー? れいむのもみあげさん、おかーさんにほめられたんだー、れいむのたからものさんだよ れいむはしょうらいね、りっぱなおかあさんになるんだよ!そして、ずーっとずーっと、みんなとゆっくりしつづけるんだよ~! わぁーい、きーもちぃー!(愛で時) 等 れいむ種の通常時ボイスは善良とゲスとで完全に独立しており、共通のものは無い。 虐待時 たすけてー、れいむをたすけてー!(ゲスのみ、善良は固有ボイスなし) ゲス種 ここをれいむのゆっくりプレイスにするよ! このうんこどれい れいむ、おこるとすっごくこわいんだよ? れいむ、あかちゃんがいっぱいほしいよ!そしたら、みーんな、ゆっくりできるのにねー 等 ゲス種(愛で時) ぜんぜんきもちよくないよ? れいむはね、みんなのアイドルなんだよ れいむ、かわいすぎてごめんねー ぷくー時 れいむまけないもん! れいむ、おこるとすっごくこわいんだよ? ごめんなさいしようね!(善良種のみ) 他ゆへの虐待時 どうしたの、だいじょうぶ? がんばれ、がんばれー! ゲス化すると れいむまけないもん! れいむ、おこるとすっごくこわいんだよ? 等(いずれもゲス種、ぷくー時と共通) 食事時 おいしい! 狩り時 かりさんにいくよ! ごはんさんどこなのー? 空腹時 れいむおなかすいたよー? 妊娠時 あかちゃんができたよ!れいむにあかちゃんができたよ! おそら れいむはちょうちょさんだよー! かつてのれいむはもみあげが現在より若干上にあった まりさ 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 レア度:★x1 通常種 2~15円(ランクC) 200~3000円(ランクB以上) れいむ種と同じく見かける頻度が高いゆっくり。 特徴は黒いとんがり帽子と片方だけ編まれたおさげ。中身は粒餡。 オプションパーツは木の棒(えくすかりばー) おさげに握っている。王冠を被せるとおもちゃの剣に変化。 現行版では長毛型・通常型・短毛型・めさ型(0.5a5~0.5b9では未確認)の4種類のおさげがある模様。 どの個体も語尾は「のぜ」となっており、いわゆる「だよまりさ」は存在しない。 胎生妊娠形のまりさは髪が黄土色で、植物妊娠型のまりさは髪が茶色っぽい。 主なボイス 通常時 まりさはおまえをぜったいにまもるのぜ! まりさはぼうけんのたびにでるのぜ! まりさはしょうらい、さいきょうのどすになるのぜ!おとーさんがそういってたのぜ! がんばるのぜ、がんばるのぜー!(うんうん体操中) おちび、はやくおおきくなるのぜ!(おちび保有時) まりちゃのちゃちゃちゃ~、まりちゃのちゃちゃちゃ~、まりちゃまりちゃのちゃ・ちゃ・ちゃ〜(愛で時) 等 善良種 まりさといっしょにぼうけんのたびにでるのぜ! まりさはしあわせなのぜ~ ゆっくりするのぜ きもちいいのぜ〜、くせになるのぜ〜(愛で時) もっとツンツンしてほしいのぜ(愛で時) 虐待時 まりさをはやくたすけるのぜ~!(ゲスのみ、善良は固有ボイスなし) ゲス種 おまえはゆっくりできないのぜぇ〜 まりさこのまえ、ひとゆでありさんをたおしたのぜ! まりさは、つよいてきとたたかいたいのぜ!もうありさんはらくしょうなのぜ! まりさは、けんかでまけたことないのぜ! まーりさーはつよいー、いーちばーんつよいー まりさはつよいのぜ ま・り・さ・は・つっよい・の・ぜ~! 等 ゲス種(愛で時) ツンツンがぜんぜんたりないのぜ もっとツンツンするのぜ! まりちゃのきゅーとなひっぷで、みんな、めろめろなのぜ! 等 ぷくー時 まりさはつよいのぜ まりさはおまえを、ゆるさないのぜー! まりさとしょうぶなのぜ!まりさはぜったいにまけないのぜ! はやくごめんなさいするのぜぇ? 等 他ゆへの虐待時 どうしたのぜ? がんばるのぜ まりさはおまえをぜったいにまもるのぜ! ゲス化すると まりさとしょうぶなのぜ!まりさはぜったいにまけないのぜ! はやくごめんなさいするのぜぇ? 等(いずれもぷくー時と共通) 食事時 とってもおいしいのぜ! まりさはこれで、がまんするのぜ!(葉っぱ、善良種のみ) これ、すごーくまずいのぜ(葉っぱ、ゲス) あまあまがたべたいのぜ!(葉っぱ、ゲス) ケーキ投与時 すごいのぜ~、ケーキさんなのぜ~ ケーキさんっ、ケーキさんなのぜー 等 狩り時 ごはんさんどこなのぜ〜? かりさんにいくのぜ! 空腹時 おなかすいたのぜぇー 妊娠時 できたのぜ!まりさにあかちゃんができたのぜ! ありす 画像手前側の個体が胎生妊娠形、画像奥側の個体が植物妊娠形(この画像ではみょんを妊娠) レア度:★x1 通常種 5~40円(ランクC) 800~6000円(ランクB以上) れいむ種やまりさ種の次によく見るゆっくり。 特徴は赤いカチューシャと金髪。中身はカスタード。 オプションパーツはお花。カチューシャの装飾として頭に付ける。 前作においてはゲス個体のありすが他のゆっくりを捕まえて強制的にすっきりーを行う「れいぱー」という仕様が存在した。 今作でもCランクはれいぱーとして描写されているが、それらしいセリフを言うのみで実際にゲーム内の行動としてれいぽぅを行う事は無い。 植物妊娠型のありすは髪色が茶色ぽく、胎生妊娠形の髪色は黄土色。 主なボイス 通常時 とっかい!とっかい! とかいは! ありすはとかいはよ すてきなであいがしたいわ! 等 善良種 すっごく、いいきぶんよ あなたとかいはね ありすとってもしあわせよ わたしがこーでぃねーとをしてあげるわ! わ!とーってもおしゃれね! 等 ゲス種 わたしのあいを、うけとりなさーい! んほぉお〜 んっほ、んっほ、んほぉお~ そこのあなた! そこのあなた、いっしょにあいしあいましょう! いいわ〜!もっともっとついてちょうだい!(愛で時) 等 食事時 とかいはなごはんをありがとう 妊娠時 ありすにたからものができたわ!すてきなあかちゃんよ〜 ぱちゅりー 画像左側の個体が植物妊娠形(赤紫色)、画像右側の個体が胎生妊娠形(青紫色) レア度:★x2 通常種 15~50円(ランクC) 1000~9000円(ランクB以上) ありす種とちるの種の中間ほどの頻度で見るゆっくり。 特徴は桃色の帽子と紫色の髪。中身は生クリーム。 オプションパーツはまどうしょ。口の下あたりの位置に固定されている。 森や海では出現率が上昇する。ぱちゅりー種を多量に用意したい場合は森を探すと良い。 観察日記と同様、他種より寿命が短く設定されている。(v0.29fまで) 胎生妊娠形のぱちゅりーは、髪色が青紫色で、植物妊娠型は、髪色が赤紫色。 主なボイス 通常時 むっきゅっきゅー! むきゅ、むきゅ! むきゅーぅ まどうしょによるとね ふむふむ、なるほどぉ 等 善良種 わたしにわからないことは、なにもないわ! わたしはしあわせものね からだのちょうしがいいわ! なんでもきいてね! 等 ゲス種 あなたはおばかさんなのね ゲホッゲホッゲホッゲホッ 等 ちるの 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 レア度:★x2 飛行種 15~80円(ランクC) 1000~15000円(ランクB以上) おかざりによる追加特性を除けば非捕食種では唯一の飛行種であるゆっくり。 特徴は青いリボンと氷のような6枚羽。中身はアイスクリーム。 オプションパーツはカエル。頭の上に乗っけている。 飛行種の性質について 飛行能力を持ち、マップ内を三次元的に移動できる。挙動としては浮上(空中ジャンプ)と滑空を繰り返す形を取っており、空中で停止するような動きはできない。 手動操作モードではジャンプボタン(旧Aボタン)で飛行できる。ゆっくりと一緒にプレイヤーも移動するため、通常では登れないような高所に降り立つこともできる。 左右の髪の房(れいむ種のもみあげに相当する、破壊可能な部位)を破壊すると同時に羽も千切れ、飛行能力は失われる。 元ネタでは希少種扱いされる事も多いが、出現頻度はそこまで低くもない。 ゆっくり同士の戦闘において、攻撃時に相手を冷やす効果がある。逆にちるのは全ての寒冷効果を無効にする。 旧バージョンではぱちゅりー種と同様の寿命となっている(v0.29fまでクリーム系ゆっくりは寿命死が多かった) 胎生妊娠形のちるのは髪色が青で、植物型妊娠のちるのは髪色が水色。 主なボイス 通常時 さーいきょ! さいきょ、さいきょ! あたいったらさいきょーね! 等 ゲス種 おいおまえ! あたいのこぶんにしてあげる! あまあまもってこい! あたいにさからうの? 等 ゲス化すると あたいにさからうの? 等 食事時 さいきょうにおいしい! 空腹時 おなかぺこぺこぉ!(他種とはイントネーションが異なる) ちぇん 画像左右側の個体が胎生妊娠形、画像左側の個体が植物妊娠形。 レア度:★x4 準希少種 40~180円(ランクC) 8000~75000円(ランクB以上) 0.5にて追加 観察日記には登場しない、今作で新規実装されたゆっくり。 特徴は緑の帽子と猫耳。 少し出現頻度が低い。「わかるよー」が口癖。中身はチョコレート。 体の強度が低く、人間の攻撃などで1発攻撃すると2発分ぐらい食らう。ライトセーバーだと一発攻撃だけですぐに非ゆっくり症になる。 耳と尻尾は引き抜いてもロードを挟むと再生するため、他のゆっくりと同じようにいわゆる「ハゲ饅頭」にする事はできない。 植物妊娠型のちぇんは瞳の色が濃く、胎生妊娠形のちぇんは瞳の色が薄い。(v0.5から胎生妊娠形のゆっくりは瞳の色が変わった) 主なボイス 通常時 わかるよー、とーってもわかるよー? そうなんだねー ゆっくりーのひー、まったりーのひー、わっかるんだよー! ちぇんはかけっこがとくいなんだねー!だれにもまけないんだねー!わかるよー! とーってもきもちいいんだねー、わかるよー!(愛で時) もっとなでなでするんだね、わかってねー!(愛で時) うんうんがでるよーわかってねー!(うんうん体操中) 等 善良種 こんにちはなんだねー、わかるよー! こんばんはなんだねー、わかるよー! ちぇんといっしょにかけっこするんだねー!わかるよー! ちぇんはしあわせなんだねー!わかるよー! ちぇんはうれしいんだねー!わかるよー!(愛で時) 虐待時 どうしてこんなことするの~、わからないんだよ~ わからない〜わからないんだよ〜! ごめんなさい!わかってほしいんだよぉ!(謝罪形式だがゲス種でも発言する) かえすんだね〜すぐにかえすんだね〜!(おぼうし没収) あつい〜あついよ〜わかってねぇ!(炎上・あつい…時) さむい〜さむいんだね〜だれかたすけてほしいんだね〜!(さむい…時) ちぇんはにげるんだねー!わかってねー!(ゲスのみ) 等 ゲス種 ここはちぇんのゆっくりプレイスなんだねー!わかるよー あまあまをもってくるんだねー!わかれよー? ちぇんはさいきょーなんだねー!わかれよー? わからないよー? わかれよー! ちぇんにはさーっぱりわからないよー? ちぇんがかわいすぎてしかたないんだねー!(愛で時) 等 ぷくー時 わかるよー? ちぇんはもうおこったんだねー! 他ゆへの虐待時 だいじょうぶなんだね~、ちぇんがまもってあげるんだね~ がんばるんだね~、ちぇんがいまいくんだね~ 等 食事時 ちぇんはいっぱいたべるんだねー うんうんさんあっちにいくんだよぉ、わからないよー!(うんうん) ケーキ投与時 ケーキさんっ、ケーキさんなんだねー! 等 狩り時 ごはんさんでてきてねー?わからないよー? はっぱさんのにおいがするんだね、わかるよー?(葉っぱ) 妊娠時 ちぇんにあかちゃんができたんだね、わかるよー! おちびちゃんは、ゆーっくりできるんだねー、わかるよー おそら ちぇんはおそらをとんでるね、わかるよー ちぇんはつばさをてにいれたんだね、わかるよー 非ゆっくり時 わかるよーにんげんさんはちぇんのことがすきなんだよーわかるよー どうしてこんなことするの~、わからないんだよ~ みょん(ようむ) 画像左側の個体が植物妊娠形、画像右側の個体が胎生妊娠形 レア度:★x4 準希少種 100~200円(ランクC) 15000~90000円(ランクB以上) v0.28kで追加 ありす種、ぱちゅりー種、ちるの種よりも出現頻度の低いゆっくり。(観察日記の頃よりも更に出現しなくなった?) 特徴は黒いカチューシャと銀髪。中身は白餡。 オプションパーツは木の棒(はくろーけん) 口に咥えている。 原点では通常種扱いだが、このゲームでは希少種扱いなのか売値も極めて高い。また淫語しか喋れない「淫語みょん」は登場しない。 基本的に語尾に「みょん」と付くが、一部のボイスはありすやぱちゅりーと同じ女言葉の汎用セリフになっている。 植物妊娠型のみょんは髪色が白色で、胎生妊娠形は髪色が灰色。 主なボイス 通常時 みょんみょんみょーん ゆっくりのーみょーん、まったりのーみょーん、みょんみょんみょーん みょんはともだちだみょん(善良種のみ) うんうんでるみょーん(うんうん体操中) 等 ゲス種 みょんにかてるとおもってるみょん? みょん、そこのおまえみょん! はやくあまあまもってくるみょん! 虐待時 ごめんなさいみょーん(善良種のみ) ぷくー時 みょんとたたかうみょん! みょんにかてるとおもってるみょん? 食事時 とーっても、おいしいみょん! ごはんさん、ありがとうだみょん これはみょんのごはんだみょん(ゲス) 出産時 うまれるみょん、うまれるみょん さくや 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 レア度:★x5 希少種 100~200円(ランクC) 25000~120000円(ランクB) 原点でも希少種とされているゆっくり。 特徴はプリムと銀色のおさげ。中身は(このゲームではそうは見えないが少なくとも原点では)プリン。 オプションパーツは歯ブラシ。口に咥えており、近くに汚れ状態のゆっくりがいると磨いて綺麗にする事がある。 今作ではみょんと同等以上に出現頻度が低くなっており、売値も最高クラスとなっている。 観察日記と同様、基本的にはゲス捕食種の捕食対象にならない。 植物妊娠型のさくやは髪色が白色で、胎生妊娠型は、髪色が灰色。(みょんと同様) 主なボイス 通常時 おじょーさま、おじょーさま おじょーさま! なにかごようですか あなたにちゅうせいをちかいます(善良種のみ) うんうんがでますぅ(うんうん体操中) 等 ゲス種 あなたはめしつかいね はやくおじょーさまにごはんをはこびなさい 等 食事時 とってもおいしいですね! すてきなおりょうりですね! これはわたしのごはんです(ゲス) 等 空腹時 はやくおりょうりしないと… 出産時 うまれますぅ、うまれますぅ れみりゃ(れみりあ) 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 レア度:★x3 捕食種 60~150円(ランクC) 7000~50000円(ランクB以上) 廃墟でよく見かけるゆっくり。 特徴はこうもりのような羽と牙。中身は肉饅。 捕食種の性質について ランクC〜Bの捕食種は設定次第で他のゆっくりに対して、身体に噛み付いて引き摺り回し体力を吸収する「捕食」を行うようになる。羽の破壊やあんよ焼きなどで移動能力が損なわれている状態でも行う事ができ、与えるダメージ量は体格差によって変動する。 同じ捕食種であるふらん種も同様の性質を持ち、また捕食種同士は捕食の対象にならない。加えてさくや種も例外とされている。 設定についてはゆっくりにっきのステージ①の「タイトル画面」を参照 過去版では他のゆっくりと比べて移動速度・飛行速度が速かったが、現行版では個体ごとにランダムの模様。(他の種類のゆっくりも同様)また、0.5a~0.5a5では飛行できないバグがあった。 現行版では糸目型と丸目型の2種類のバリエーションがある模様。丸目の方が若干少ない。 胎生妊娠形のれみりゃは髪色が紫色で、植物妊娠形のれみりゃは髪色が赤紫色。 主なボイス 通常時 ゆっくりの~うー☆まったりの~うー☆れ・み・り・あ・うー☆ れみりあうー☆ もっとぷにぷにするんだどー(愛で時) 等 善良種 れみりゃといっしょにゆっくりするんだどー いっしょにあそぶんだどー れみりゃしあわせ〜(愛で時) とってもきもちぃーどー!(愛で時) 等 ゲス種 さくやぁ!さくやぁ! ぷにぷにがたりないどー(愛で時) 等 ふらん 画像左側の個体が胎生妊娠形、画像右側の個体が植物妊娠形 レア度:★x3 捕食種 60~150円(ランクC) 7000~60000円(ランクB以上) 廃墟でよく見かけるゆっくり。 特徴は枯れ枝に結晶が生えた様な羽と牙。中身は餡饅。 捕食種の為、設定次第でランクC〜Bは他のゆっくりを襲いはじめる。 れみりゃと共通するセリフは語尾に「どー(だどー)」とつく。 植物妊娠型のふらんは瞳の色が濃く、胎生妊娠形のふらんは瞳の色が薄い。髪の色も胎生妊娠型のふらんがべたっと塗ったような色をしており、植物妊娠型のふらんは胎生妊娠型に比べ、髪色が薄い。 主なボイス 通常時 おいかけっこしよ! いっしょにあそぼー!(善良種のみ) なにしてあそぶ?(善良種のみ) 等 ゲス種 わたしとあ・そ・べー! つまんない、つまんなーい! 等 過去版ではサイドテール有りの髪型がデフォルトだったが、現行版ではサイドテール無しがデフォルトとなっている。 コメント(編集できない場合やメモなどに) コメントログ 名前 昨夜は☆3じゃない?普通にレミフラと同じ頻度で出てくるし。 - え (2024-04-30 22 36 37) まりちゃにリンゴのかぶりものはよくにあうのぜ - 名無しさん (2024-02-20 17 27 34) 可愛いらしいでしょうか -  (2024-01-14 14 02 38) おいかけっこしよ -  (2023-12-29 16 45 59) ↓ゆっくすで合ってます。前作からの変更点はれいぽぅをやらなくなっただけで普通のゆっくすはやります - れみどん (2023-12-25 18 04 24) ありすを2ゆんくっつけてたらBありすがAありすの後ろに回ってBありすが腰?をめっちゃ振ってました。そしたらそれが終わった時に、Aありすが妊娠してました。これってゆっくすですか? - フシギダネ (2023-12-25 17 09 49) なんかとてもいい -  (2023-12-17 16 44 31) 捕食種はつい愛でちゃうな - ソンス (2023-07-18 10 42 10) 糸目れみりゃが死ぬとき目を開くことがある - 酒 (2023-07-17 12 12 40) お腹すいたときの台詞が可愛い - 名無しさん (2023-06-29 19 55 26)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/4444.html
※一部東方以外のパロディです ※独自の設定があります ※虐待成分がおまけに過ぎません ※同じタイトル等あったらごべんなざぁあああい! ゆっくりした結果がこれだよ! 第二次ゆ虐大戦終結後…、 世界は東西に二分された…。 冷戦と呼ばれる時代の幕開けである。 世界全土を巻き込む大戦の後、各国の睨み合いによる一時的な非戦闘状態が続いた。 その中で、ゆっくりをどの様に食すか、その命題を巡って多くの議論が交わされた。 中でも有力な派閥として、一定の加工を経て食すべきとする東方派と、そのまま加工せずに食すべきとする西方派がある。 東方派は餅米を加工原材料とする事が多く、西方派は玉露を好んで飲む事から、米露の対立とも呼ばれている。 両者の対立は辛うじて武力衝突を免れていたが、極限の緊張状態はいつ崩壊してもおかしくはなかった。 そんな折、東方に所属していた、ゆ虐部門の母と呼ばれる“ザ・ドス”が西方に亡命。 時を同じくして西方で謎の爆発事故が発生、その事故を東方派の攻撃として西方派の代表が東方派に抗議。 西方派は爆発事故がザ・ドスの仕業では無い事の証明を東方派に迫り、証明されない場合は全面戦争も辞さない意思を表明。 事態を重く見た東方は、加工所の特殊部門“ YUX”に作戦を指示する。 加工所職員であり、ザ・ドスの最後の教え子である“S”に、ザ・ドスの抹殺の密命が下された。 世界を“虐”の驚異から救う為、単身Sは西方へと赴くのであった…。 「…という夢を見たんだけど」 「何? その厨二病的な設定は…」 【俺と彼女とゆっくりと】 ~ばーちゃすみっしょん編~ 冒頭のお話は俺が今朝見た夢の話だ。 主人公Sとして、俺は西方のジャングルの中をサバイバルしていた。 まるでゲームの様な夢だったのだが、残念ながら彼女には面白さが伝わらなかったらしい。 俺は思わず頭に『!』のマークを浮かべてしまったぐらいだ。 それはともかく俺達の説明に入ろうか。 俺は加工所職員の一人だ。 加工所とは、生きた饅頭である不思議生物『ゆっくり』を加工する事で、 皆様の食卓に素晴らしい甘美なる世界をお届けする企業だ。 加工所では、野生に生息するゆっくりを捕獲し、それを加工するのだが、 それ以外にも研究・養殖等、様々な手段でゆっくりを確保するのだ。 その為の研究員として彼女は加工所で働いている。 当然給与体系は『俺<彼女』の図式になり、その力関係も言うまでも無い。 本来彼女は俺如きが近付ける筈も無い高嶺の存在であるが、 縁というものは不思議なもので、こうして俺の馬鹿話に彼女がツッコミを入れている。 俺達は偶然の出会いを果たしたのだが、その話はまた今度で良いだろう。 さて、彼女も研究者である以上、色々な実験を行わなければならない。 実験には当然対象が必要で、その確保の為に俺達職員がいるのだ。 今回彼女の研究者魂に火をつけたのは、ゆっくりの外見的に優秀な固体、 ゆっくりが“美ゆっくり”と呼んでいる固体である。 人間で言うなら“美人”という事なのだろう。 彼女の気まぐれに因って美ゆっくり探しを命じられ、 憐れな奴隷である俺はロクな装備も持たずに山野を駆けずり回る事となった。 冒頭の夢の話は、その探索から帰還する前に見た夢の話である。 まずは探索時の話から聞いてもらおうか…。 「あ~、駄目だ…。 全く見分けがつかん…」 冒頭からテンションが低いが、仕方の無い話だ。 その日は朝から厄日らしく、任務に遅刻するわ、荷造り用の箱は破れるわで不幸続きだ。 「大体ゆっくりなんて皆同じにしか見えねーぞ…」 俺の任務は美ゆっくり探し。 退屈な菓子製造ラインを抜け出してアウトドアを楽しめると思っていたのに、 待っていたのはどいつもこいつも同じ顔のゆっくり共。 広大な山野を美ゆっくりを求めて歩き続けるが、そもそも前提からして間違いだった。 ゆっくりは各個体を飾りで識別する。 また、同種が複数いても、その種族名だけで各個体を呼び分ける事が出来る。 だが、人間からしてみれば、全部同じ饅頭で、全部同じ名前にしか聞こえない。 彼女の情報によると、人間の美人に複数のパターンがある様に、 美ゆっくりにも様々な条件があるらしい。 しかし、そもそも美人の定義は人それぞれだから、美ゆっくりなど人間に分かる筈も無い。 俺はとんでもない貧乏クジを引いた様だ…。 俺の持ち物は、加工所からの支給品の双眼鏡と生け捕り様の檻。 捕獲用の網すらくれないとはケチすぎるだろう…。 私物の葉巻も持ってきたが、そもそも禁煙中だった。 彼女が嫌がるので吸わなくなっていたのだ。 「ゆっくりしていってね!」 周囲で巻き起こるゆっくりコール。 一匹が言うと周囲も釣られてあっと言う間に大合唱が始まる。 俺は今、ゆっくりの集団に囲まれているのだ。 野生のゆっくりを捕獲して、その餡子を利用して野生のゆっくりを集めてみた。 装備が少ない以上、現地調達で賄うのが基本だ。 今の俺、すごく良い事言った! 元が何かも知らずに餡子に群がるゆっくり共。 愚かにも程があるが、はっきり言ってかなりウザイ。 …が、ここは我慢だ。 折角集めたのに意味が無くなる。 食べ終わるのを待って、ゆっくり達に話しかける。 「うまかったか?」 「とってもおいしかったよ!」 「ゆっくり~! しあわせ~!」 「“おじさん”、もっとあまあまちょうだいね!」 口々に答えるゆっくり共。 一匹余計な事を言った奴がいるが、次の撒き餌は奴に決まりだな。 「そうか、良かったな。 もっと欲しかったら、“お兄さん”のお願いを聞いてくれないかな?」 「ゆ! もっとあまあまさんくれるならいいよ!」 「ゆっくりおねがいきくよ!」 「お兄さんは、美ゆっくりを見てみたいんだ。 君達の中で一番の美ゆっくりは誰かな?」 「ゆゆ?」 ゆっくり共がざわつく。 人間だってこんな事をいきなり言われたら面食らうだろ。 暫くすると幾つかのパターンに分かれた。 「ゆ! れいむがいちばんのびゆっくりだよ!」 「そんなことないぜ! このまりささまがいちばんなのぜ!」 「なにいってるの! とかいはのありすにきまってるでしょ!」 自分から美ゆっくりだと言い張るパターンと…。 「ゆゆっ! それはあのれいむだよ!」 「まりさのいもうとのまりさがいちばんなんだぜ!」 「とかいはのまりさがいちばんよ!」 他のゆっくりを推薦するパターン…。 「ゆん! れいむのまりさがいちばんの美ゆっくりだよ!」 「ゆゆ! まりさのれいむがいちばんだぜ!」 番相手を褒めるオノロケパターン…。 「ちーんぽ! まらぺにす!」 「あたいったらゆっくりね!」 「おお、びゆっくり、びゆっくり!」 意味不明の⑨パターン等だ。 人間でも美人の基準には色々ある。 ここはそれぞれの意見を聞いてみるべきだろう。 「どうしてお前達は、自分が一番だと言うんだ?」 「ゆゆっ!? おじさん、どうしてそんなこときくの!?」 「わかったのぜ! じじいはばかなんだぜ!」 「ありすのとかいはなうつくしさがわからないなんて、ほんとうにばかなのね!」 ウザイ、潰す! 俺はまだ20代だ! 「こいつらのどこが美しいんだ?」 「あのれいむはとってもゆっくりしているからだよ!」 「まりさのいもうとは、このうつくしいまりささまのいもうとだからなんだぜ!」 「まりさってばとかいはねぇえええ! ありすのあいをうけとってぇえええ!」 あ、美ゆっくり候補が減ってしまった。 「お前ら、現実が見えてるか?」 「ゆふ~ん、まりさぁ…」 「ゆへへ、かわいいんだぜれいむぅ…」 「おい、そこのありす。 こいつらがお前を都会派だって言ってるぞ」 「とかいはなりゃくだつあいねぇえええ! ありすのてくにっくでめろめろにしてあげるわぁあああ!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおお!?」 他人の、ましてやゆっくりのノロケなぞ見たくも無い。 「お前らは…、まぁ、良いか…」 「みょん?」 「あたいったらやっぱりゆっくりね!」 「おお、ほうち、ほうち!」 結局よく分からなかったので、他ゆっくり推薦系のれいむを捕まえる事にした。 生きたまま捕らえれば、途中で腐ったりしないだろう。 「ぷんぷん! はやくださないとれいむおこるよ!」 (もう怒ってるだろうが…) 「れいむがあまりにも美ゆっくりだから、特別に家であまあまを沢山上げようと思ってね。 それともれいむはゆっくりできない駄目な子なのかな?」 「ゆ!? れいむはびゆっくりでとってもゆっくりできるよ! だからはやくあまあまさんちょうだいね!」 美ゆっくりだそうだが、性格の方までは良く無いらしい。 いや、ゆっくりというものは大体こんな感じだろうか。 とりあえず、道中で飢えて死なれても困るので、 自称美ゆっくりの成れの果てを与えておいた。 「む~しゃ、む~しゃ! しあわせ~!」 頭の方も残念な様だな。 まぁ、天は二物を与えずという事だろう。 れいむを捕らえて帰還する道中、深い谷川に掛かる吊り橋を通る事になった。 気が付けば辺りは深い霧に包まれており、自然と警戒した足取りになる。 橋の上をゆっくりと進んで行くと、霧の中から何かが現れた。 「おにいさん、ゆっくりしてないね…」 幅いっぱいに広がった体が橋を塞いでいる。 この大きさ、ドスまりさとよばれるものだろう。 「一体何の様だ? お前が邪魔で通れないんだが…」 「むれのなかまをかえしてもらうよ!」 「ああ、こいつの事か。 残念だがそれは出来ないな」 「じゃあ、ちからづくでとりかえすよ!」 全く、今日は厄日らしい。 次から次へと良く無い事が起こる。 「ドスぅううううっ!!」 俺は溜まりに溜まったストレスをこいつにぶつけて発散してやろうとした。 だが、考えが甘かったようだ…。 「ゆぅ!」 器用に舌で俺の拳を受け止めるドス。 慌てて引き戻そうとするが、舌で腕を捻り上げてきた。 「がはぁあっ!」 折れた。 右腕の骨を折られてしまった。 「ゆふっ!」 「ぐほおっ!」 次いで胸に舌で重い一撃を受けた。 息が苦しい。 今ので肋骨が折れた様だ。 呼吸が出来ずに橋の上でうずくまってしまう…。 「なかまはかえしてもらうよ…」 「ぐっ、くそ…っ!」 美ゆっくりを奪われてしまった。 ふら付きながら何とか立ち上がるが、もう戦う力が残っていない…。 「ドス、ゆっくりはなしてね! れいむはおにいさんにたくさんあまあまさんをもらうんだよ!」 「ゆゆっ!? れいむ、それはだまされてるんだよ!」 「うそつかないでね! ドスはれいむのあまあまさんをうばうきなんだね! ゆっくりできないドスはさっさとしんでね!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉおおおっ!!?」 そんな問答の間にどうにか息を整える事は出来た。 しかし、虚勢を張るだけで精一杯だ。 「れいむ、そんなずるいドスなんかより俺と一緒に来た方が良いぞ!」 「そうだよ! れいむはおにいさんについていくから、ゆっくりしないではなしてね! ゆっくりしてないドスははやくしんでね!」 「ゆぐぐぐぐ…、ゆわぁああああっ!!」 形勢逆転だ。 俺とれいむの心無い言葉によってドスの心はボロボロだ。 これなら何とかなるかもしれない! 「ゆっくりしないで死ねぇええ!!」 お決まりの台詞と共に最後の一撃を放とうとした。 だが、その一撃は届かなかった。 「うっ、く…っ!?」 蜂だ! 大量の蜂がどこからとも無く現れ、俺にまとわり付いてきた! まだ、刺されてはいないが、こう数が多くては振り払う事も出来ない。 「くそっ、一体どこから…!?」 「おまえたち、きていたのか…」 「ドス…、またいっしょにたたかえる」 ドスには何匹かの仲間がいた様だ。 その仲の一匹、虫の様なゆっくりがこの蜂を操っているらしい。 このままでは不利になるだけだと判断し、蜂に構わず攻撃に出た! 「うおぉおおおっ!!!」 「ゆんっ!!」 「ぐおはぁっ!!」 だが、弱っていた俺は簡単に返り討ちにされてしまった。 目が霞み、足元がふらつく中、何とかドスの前まで近づき、その体に倒れこむ。 「さようなら、にんげんさん…」 ドスが俺を谷底へと突き落とした。 その時、俺が握っていた為ドスの帽子からリボンが解けてしまった。 「ドスのおりぼんがぁあああっ!!」 最後に一矢報いてやったというところか。 そんな事を考えながら、俺は深い谷底へと落ちていった…。 (カ○リーメイトが食べたいなぁ…) その後流れ着いた川岸で、俺は自分で最低限の治療を施し、何とか一命を取り留めた。 体のあちこちに骨折に創傷を負っていて満身創痍だったが、 彼女がこっそり救急キットを装備に入れてくれていたので助かったのだ。 後で彼女に感謝しないとなと考えつつ、久々に葉巻に火を点けて吸ってみた。 「げほっ、ごほごほごほっ!!」 むせた。 やっぱり健康には良く無いな。 体中怪我だらけだが、冗談が思いつくなら大丈夫だろう。 眠くなってきたので、ゆっくりと目を閉じる。 俺はそのまま気を失ってしまったらしい…。 葉巻の火が不始末だったが、偶々落ち葉に燃え移って狼煙代わりになった様だ。 おかげで付近の村人に救助してもらえたが、不始末を起こられたのは言うまでも無い…。 「…という訳で何とか生きて戻ってきました!」 「それで、美ゆっくりは?」 「あ…、えっと…、それは…」 帰還報告を行って、返ってきた返事は寂しいものだった。 「あなたが生きて帰ってきてくれた事が、一番嬉しいわ!」なんて言ってくれない辺り、 『まさに外道!』という感じだが、任務優先なので仕方あるまい。 肝心の美ゆっくりはと言うと…。 「川に流されている間に溶けてしまった様で…」 「次の給与査定、楽しみにしておく事ね…」 俺の厄日はまだ続いている様だ…。 ここまでが俺の美ゆっくり探索の時のお話だ。 その後何度か憐れな犠牲者達が探索に駆り出され(俺は参加しなかった)、 多くの犠牲の基に、美ゆっくりの捕獲に成功した。 「これが噂の美ゆっくりね…」 (以前の奴といい、やっぱり全部同じに見える…) 「ねぇ、ゆっくり達の美意識の基準って何だと思う?」 「んー? 全く分からねぇなぁ…」 「あなた、それでも加工所職員なの? 次の給与査定が楽しみね」 「どぼじでぞんな事言うのぉおおお!!?」 「良いかしら? ゆっくりとって最も大事なものは?」 「え、“ゆっくりしている事”じゃないのか?」 「そう。 でも、“ゆっくりしている事”は漠然とし過ぎた概念よね? だから、ゆっくりの各部分を総合的に判断するのよ」 「…えーと?」 「つまり、髪や飾り、目や肌といった体の各所を見て、 ゆっくり達がゆっくりできるか、簡単に言えば気に入るかというかという事よ」 「割と細かいんだな」 「ゆっくり達はその判断が一瞬で出来るみたいよ。 飾りや名前の異音識別と同じ原理みたい」 「それで、ゆっくりできる基準って何だ?」 「全体的に言える事は汚れていない、欠損していないという事ね。 少しでも異常がある場合は本能的に除外しようとするの。 飾り無しが加害対象になるのが分かりやすい例ね」 「自分と違うものを認めない訳か」 「障害を持った個体の遺棄は自然界でもある事だけどね」 「運動能力等の個体差は影響しないのか?」 「内面より外面を優先する傾向にあるから、 例えば動きが鈍くても余程の事が無い限りは排除されないわ。 むしろゆっくりしているとして歓迎するのかもね」 「滅茶苦茶だな」 「所詮ゆっくりだもの」 「人間が判別するには?」 「美ゆっくりと呼ばれる個体は見た目上高級饅頭らしいわ。 でも、ゆっくりした環境で育つから味は不味いそうよ」 「基準が分かり難い上に、食べたら最早美ゆっくりではなくなるな」 「まったく、面倒な生き物よね」 「もっと簡単な判別方法は無いのか?」 「“らりるれろ”」 「は…?」 「“ら・り・る・れ・ろ”よ。 “愛虐者”達の間で使われる判別方法よ」 「何だそりゃ?」 「私は愛虐者じゃないもの。 詳しくは知らないわ。 その内作者が適当なこじ付けを思いつくかもね」 「一体何の話をしてるんだ?」 「ゆっくりしていってね! うつくしいれいむにあまあまたくさんちょうだいね!」 「それで、この美ゆっくりをどうするんだ?」 「そうね、まずは遺伝子を分析でもしてみようかしら」 「遺伝子? ゆっくりに遺伝子なんてあるのか?」 「あら、生物である以上、ゆっくりにも遺伝子があるのよ?」 「こんなでたらめな生物にか?」 「24対の遺伝子があって、れいむ種なら小麦と小豆に似た特性を持つそうよ」 「どこまで適当なんだ…」 「ばばぁ! はやくれいむにあまあまをよこせ!!」 その時俺は、静けさの中に恐るべき殺気を感じ取った! 俺の体の周りの気配感知線が全て真っ赤に染まっているではないか! 「うふふふふ…。 楽しい実験になりそうね…」 注射器がれいむの体に突き刺さり、内部組織を吸い取っていく。 そんなに大量に要らない筈なのだが、彼女はわざとやっているのだろう。 「ゆぎゃあああ! やめでぇえええ、れいむのなかみすいとらないでぇえええ!!」 最後に引き抜く時にグリグリと掻き回してから針を引き抜く。 酷い、あれでは自然に塞がる事は無いだろう…。 「あら~、ちょっと採り過ぎちゃったわね~。 可哀想だから返してあげるわね~」 「ゆががががっ! れひむのくひをひっふぁらなひふぇえええっ!!」 台に固定して、四方から鉤で口を引っ張り開ける。 ギリギリまで引っ張り、皮が少し伸びたところでまた引っ張り、 皮が伸びる限界まで口を引っ張り続けた。 「さぁ、美味しいあまあまよ~! 沢山お食べなさ~い!」 その状態でれいむの餡子を流し込む。 先程余計に吸い上げた分を口の中に戻しているのだ。 「ゆげっ、げほげほっ! あまあまざんはひらないでずぅううう!!」 口が開けっ放しなので飲み込めないのだろう。 喉に詰まらせて吐き出してしまう。 「あら、勿体無いわねぇ。 遠慮せずに沢山お食べなさいって」 零れた餡子を拾い上げ、口の中に放り込み、上から板で押し込んでいく。 蓋をされているので吐き出す事が出来ず、れいむは苦しそうにもがいている。 「おばざん、もうゆるじでぐだざいぃいいいいっ!!」 「駄目よ~、ちゃんと全部食べないとあなた死んじゃうわよ~」 口を開けば余計な事しか言わないゆっくりれいむ。 口は災いの元、俺も肝に銘じておかねば…。 一通りれいむを虐めて気が済んだのか、 それとも『うつくしくてびゅーてぃふるではっぽうびじんのおねいさん』と言われて (言わせて)気が済んだのか、彼女は研究室に去って行った。 (『美しくてビューティフル』はともかく、『八方美人』は意味が違わないか? いや、ある意味で正解か…?) 『永遠の17歳』とかも言わせようとしていたので、今後彼女の前で年齢の話は禁句だな。 そう心に硬く刻み込み、残されたボロボロれいむの治療をしていた。 「ゆ…っ、ゆ…っ」 「こりゃ、重症だな…。 何とか治ると良いんだが…」 傷口を小麦粉で塞ぎ、オレンジジュースに浸けてみたが、中々治らない。 「しかし、あいつ愛虐者じゃないとか言ってたけど、絶対嘘だな」 彼女と付き合っていて良いのだろうかという疑問が湧き出てきた。 不安だ、彼女の知ってはならない一面を知った気がする…。 「ゆ…ぅ、ここは…?」 「お、気が付いたか?」 元美ゆっくりれいむが目を覚ました。 さすがゆっくりだ、何とも無いぜ。 「ゆ…、おじさん…。 れひむをふぁすけてくれふぁんだね…」 「ああ、さすがに伸びた口の皮までは直せなかったけどな」 「ありがとう…、でも…、もうれひむはえひえんにゆっくりするよ…。 さひごにおじさんにたのみごとがあるんだけどきひてくれる…?」 「そうか…。 いいぜ、聞いてやる」 「もりのドスが、にんげんさんのむらをおそおうとしているよ…。 れいむたちははんたいしたんだけど、やめてくれないよ…。 たぶん、ドスはなかまのゆっくりにそそのかされているんだよ…。 おねがひ、おじさん…。 ドスをとめてほしひんだよ…」 「……………。 あいつがそんな事を…。 分かった、お前の願いしっかり聞き届けたぞ」 「ありがとう…。 もっとゆっくりしたか…っ」 「最期に言っておく、俺はかーなーりお兄さんだ!」 「ゆがっ! ゆっくりしたけっかがこれだよ!」 れいむに止めの一撃を加えてから、ゆっくり遺言の意味を考える。 もりのドスとは、恐らく俺が吊り橋で遭遇したドスの事だろう。 自分で言うのも何だが、俺は猛者揃いの加工所内でも一二を争うほど強いつもりだ。 その俺を簡単に倒したドス、そしてその配下のゆっくり達。 それが村を襲う計画を立てている。 これはまずいな…。 加工所特殊部門“YUX”隊員として、この事態を見過ごす訳にはいかない。 早急にドスを抹殺せねば…! 「だから、それは夢の話でしょうが!」 彼女からの容赦の無いツッコミが入った。 いつの間にか口に出ていた様だ。 全くもってその通りです。 誰があんな奴と再び戦うものか。 襲撃計画を通報はしても、俺としては平和に過ごしていたいのだ。 ドス狩りには他の職員に行ってもらう事にしよう。 だが、その考えが甘かったという事を俺は思い知る事になる。 後日、加工所に村の壊滅の知らせが飛び込んできたのだ。 最早猶予は無い、いつか見た夢の様に、俺はドスと戦う運命にあるのだろうか…。 ドスから奪ったリボンをバンダナ代わりに額に巻きつけ、俺は戦場へと歩みを進める…。 【色々問題点がある様な気がする。 でも、予告は裏切る為にあると思います】 このSSに感想をつける
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ゆっくりディグダグ こんにちは、虐待お兄さんだよ!よければちょっと話を聞いて行ってくれるかい? この間、香霖堂に虐待に使えそうなものが無いかと冷かしに行ったんだ。 すると外の世界から流れ着いたと言う「アーケードゲーム」なるものが置いてあってね、 思いのほか面白くていい感じに小銭を持っていかれちゃったよ!うっかりうっかりw そんなこんなで幾ばくかのお金と時間を持っていかれてしまったものの、このゲームから新しいゆっくり虐待を思いついたんだ! 用意したものはこれ 空気入れ ゴムチューブ 銛 まず銛の側面に熱して溶かしたチューブを着けるんだ、この時空洞がつぶれない様に注意してね。 そうしたら後はチューブの反対側を空気入れに繋ぐだけ、これで今回の目玉は完成なんだ。ね、簡単でしょう? こうして出来た特性空気入れを持って、やって来たのは森の中。 なんでも噂によると、ここいらに最近よそから移ってきた群れがいるらしく人里の被害が増えてきているらしい。 かといって今は秋真っ盛り、農家は概ね収穫に追われて忙しく、ゆっくりなんぞに構ってる暇はない。 森の方でも木の実や山菜といった恵みに溢れているので、今のところ大きな被害は出ていないが それでも畑や人間の食べ物を狙ったゆっくりによる被害が増えている。 また、他所から新しい群れの介入がありゆっくりの飽和している森では、 晩秋の冷え込みも手伝いもう一月もしないうちに恵みは消えるだろう。 そうすると、食べ物を求め人里を襲撃してくることも考えられる。 それを迎え撃つのもおもしろそうだが、人間が饅頭ごときに多少なりとも被害を被るというのも癪なので 今回の試作品のテストもかねて、多すぎるゆっくり間引きをしにきたんだ。 「さて、饅頭の群れはどこかな?・・・・・お」 そうこうしていると柿を咥えたゆっくりれいむを見つけた。 「ゆゆ!もっとあつめないとゆっくりふゆをこせないよ!れいむたちのおなかをすかせるなんてゆっくりできないもりだね!!」 何やらプンプンと口で言いながらちんたら跳ねるクソ饅頭、潰したいの我慢して後をつける。 おそらくこのまま巣へと帰るのだろう、そこを突き止め一網打尽にしてやろうじゃないか。 しばらくつけると、れいむは洞窟の中に入っていった。 この洞窟はそこそこ大きく、人間でも楽々と入ることが出来るほどのものであった。 (さて、中の様子はどんなもんかな・・・) とりあえず、僕は入り口から様子を探ることにした。 「ただいま!ゆっくりかえってきたよ!」 「「「おかえり!ゆっくりしていってね!」」」 (お帰りの後にゆっくりしていけって、言葉としてどうなんだ) などと心の中で突っ込んでみたり。 帰ってきたれいむを囲むのは数多のゆっくり達、ざっとみて200はいるだろうか。 「たべものがなかなかみつからないよ!このもりはゆっくりできてないね!」 さっきのれいむがほざく。 「ゆゆ!まえのおくのほうもたべものがなくなったし、まったくゆっくりできないところだぜ!」 それに答えてほざくのはまりさ種か、相変わらずふてぶてしい顔してんなぁ。 「せっかくにんげんのさとのちかくまできたのにゆっくりしてないね!ぷんぷん!」 「でもこのままだとふゆがこせないんだぜ!?どうするんだぜ?ドス!」 そういわれて奥から現れたのは2mほどのまりさ、ドスと呼ばれているが微妙な大きさである。 『ゆふぅ・・・こうなったらにんげんからもらうしかないね!』 「そうだね!にんげんだけおいしいものいっぱいたべてるなんてずるいもんね!」 「ずるいにんげんはゆっくりしないでゆっくりしぬべきなんだぜ!」 「ドスがいればにんげんなんていちころなんだぜ!」 洞窟内ではドース!ドース!と大合唱が起こっている。 ここで話をまとめると もともとこの群れはもっと森の奥のほうで生活していたらしい。 しかし、節度をしらない暴食を繰り返してきた結果、食べ物が枯渇してしまい人里近くまで移ってきたのだろう。 ここで、学習して食料計画を立てれば二度困ることもなかったのだろうが、そこは餡子脳、無理な話である。 またもや暴食を繰り返し、新境地でも食糧難に陥っているようだ。 しかも、この群れのリーダーのドスまりさは見るからに若い。 その若さからくる愚かさが群れ全体の暴挙に拍車をかけているのだろう。 現に森の食料が尽きそうな今、人間の里を襲おうなどとほざいてらっしゃる、だらしねぇな。 そんなこんなで、このあほぅ共の総意は人里を襲うに至ったらしい。 我ながら調度いい時に来たもんである。 「こんにちは!ゆっくりしてるかい?」 「「「ゆゆゆ!?にんげん!?」」」 「ここはれいむたちのおうちだよ!にんげんはゆっくりでていってね!」 「ゆっくりしたかったらまりさたちにおいしいごはんをよういしてね!それがいやならさっさとしんでね!」 何という上から目線、数が多くドスもいるから強気になってるのかね。 まぁこれくらい活きがいいほうが虐待のしがいがあるってもんさ☆ 「まぁまぁそう言わないで、仲良くしようじゃない・・・か!!」 ピューイ 「ゆぎゅっ!?」 僕の投げた銛が柿れいむにぶっささる。うん、いい感じだ。 「な”に”ずるのおおおぉぉぉ!?!」 「「「れいむ”ぅぅぅぅぅ!!!」」」 暴れているが返しが食い込んでぬけないようだ、そこですかさず空気を注入しはじめる。 「ゆきゅぷぷっ!?」 ポンプの動きに合わせてれいむがビクビクと痙攣し、それに伴いその体は膨らんでいく。 「ゆっくりしないでさっさとやめてね!」 「ひどいことするじじいはとっととしね!」 まわりの饅頭が何やら叫んでるが気にしない。 「あとでお前らもやってやるからゆっくりまってなって(笑)」 僕が爽やかなスマイルを向けている間にも、れいむはどんどんと大きくなっている、もう声を出すのも辛そうだ。 目は真っ赤に充血し大きく飛び出して、皮もピチピチに張っている。あまつさえ口の端からは黒っぽい泡を吹いている。 そして一際大きく目を見開いた次の瞬間 「ゆべちゅっぽっっ!!」 一言残してれいむは破裂した。おぉ激しい。 周りにいた群れの仲間達は、飛び散った饅頭片を浴びて固まっている。 と、しばらくして 「「「・・・・・ゅぅがあああああぁぁぁぁぁああぁぁぁ!!!???!!」」」 ようやく目の前の事態が理解できたらしい。ふむ、どうして中々ゆっくりしてるじゃないか。 「「「ゆ”があ”ぁぁ!!よくも”れいぶをぉ!!」 れいぶって誰だよ?とりあえず耳がキンキンしはじめたので銛を投げることにした。 ピューイ 「ゆゆ!?どこに投げてるの?」 「まりさたちはこっちだよ!!へたくそなじじいだね!!」 僕の放った銛はゆっくり達のはるか頭上高くへと飛んでいったのだ。 しかし別に外したわけじゃない。お兄さんはべ、別にノーコンなんかじゃないんだからね!! ガチン 「「「ゆ?」」」 突如頭上から音がし、確認しようとゆっくり達が上を向いた瞬間 「「「ゆげべぇぇぇぇぇぇええぇぇえぇ!!?!!?」」」 落ちてきた天井によりプレスされてしまった。 ひーふー・・・15,6匹ってところかな、結構高得点じゃね!? そんなこと考えてるお兄さん、どうみてもゲーム脳です、本当に(ry 「ゆぎゃああぁぁぁぁぁぁあぁぁ!?」 「どうなってるのぉぉぉ!!」 残りの奴らも動揺してるな、いいねぇいいねぇ、お兄さん乗ってきちゃうよー(笑) 『ゆゆ! みんなゆっくりどいてね!ドスパークを使うよ!』 お、立ち直りが早いあたり曲がりなりにもドスってか、やるじゃぁないか。 「ゆ!ドスならこんなにんげんらくしょうだよ!」 「まりさたちをおこらせたことをゆっくりしんでこうかいしてね!」 ドスの一言でさっきまでの事もなんのその、周りの雑魚もゲラゲラとまぁ余裕でいらっしゃる。 しかし、こいつらが強いわけでもないのにえらそうだなぁー。 『ゆふん!ここは狭いからよけるところは無いよ!ゆっくりドスパークを浴びて苦しんで死ねぇ!!』 チャージしながら喋るとは器用なやつめ、もう勝った気でいるみたいだがそうはいかん!! 「っせいやぁ!!」 『ゆごおぉぉっつ!!??』 放った銛がドスまりさのどてっぱらに深々と突き刺さる! 『ゆぐぅ!こんなんじゃまりさはやられないyぷぷ!!?』 たしかにデカイ体にただ銛を刺したところでダメージは微々たるものだろう。 だが、こいつは只の銛ではない! 空気を注入することの出来るナイスで素敵でブリリアントな銛なのだっっ!!! 『う”ゆ”っ!う”ゆ”っ!う”ゆ”っ!』 「「「どずぅーーーー!!!」」」 僕が空気を入れるたびに体は痙攣し膨らんでゆく。つか周りの奴ら誰も助けようとしないのな。 いくらドスとはいえ、こうなってはドスパークは放てないらしい。 『ゆきゅっ! なんべっ! ごんっ! なことぉうっ!?ずる”の”ぉ”っ!?』 「なんでってドスパーク撃とうとしたのそっちじゃないか。それに君達は人里を襲おうとしていただろう?」 プシュー・・・ どうも会話しずらいので、一旦ドスに溜まった空気を抜いてやる。 『ゆかっ!!ぜっ!はっ!ぜっ!ひゅう、ひゅう・・・』 ふむ、落ち着いてきたかな? 『だっで、人間さんに食べ物貰わないと冬がこせなかったんでずぅぅぅ!! じがだながっだんでずうぅぅぅぅ!!!』 「そうなったのは君達が後先考えず、目先の食べ物を食べ尽くしちゃったからだろ?こうなったのも自分達のせいだよ。 それにもっと解りやすく言うなら、僕らも君達に襲われてゆっくり出来なくなると困るからね。ゆっくり理解してね!」 シュコシュコ・・・空気を再注入する・ 『も”ぅ”っゆ”べっゆ”る”じでっくひゃっくらひゃんっ!!!』 プシュー・・・抜く 『ゆ”も”も”も”ももも!!??』 シュコシュコ・・・入れる 10分ばかし繰り返すと流石に飽きてくる。 「じゃ、飽きてきたからそろそろ終わりにするね!」 『ゆ”ぎゃっ!!やめt・・・ぷわっぼっっるんっっっ!!!???』 ばちゅぅんっ!!と一際大きな音を立ててドスは弾けた! 「汚ねぇ花火だなぁー。」 「「「っぽっぱーい!!!??」」」 誰がホウレン草大好きっ子だよ。 「ゆっぐぐ、おにいさん!ひとざとをおそおうっていいだしたのはドスなんだぜ!!」 「ゆゆ!そうだよ!れいむたちはドスにむりやりめいれいされてしかたなかったんだよ!!」 出たよ、ゆっくりの十八番。これじゃドスも報われねぇなぁ。 「そっかぁ、ドスが君達を脅していたのか。それはかわいそうだったね。」 「そうなんだよ!だかられいむたちはゆっくりみのがしてね!」 「そしてまりさたちに、ふゆのあいだゆっくりできるごはんよういしてね!」 もう調子に乗り始めていらっさる。おお、はやいはやい。 「・・・でもね、君達があのドスを選んでここまでついて来たんだよね?」 「「「・・・ゆぅ?」」」 「・・・・・・・・・ゆっくりしんでいってね☆」 「「「ゆぎゃああぁぁぁぁぁぁ!!???」」」」 数十分後 「すっきりー☆」 今回の虐待?もなかなかのものだったね! おまけにゆっくりの集めていた食料の中には柿など人間が食べられるものの他、松茸のような高価なものまであった。 ベジタブルボーナスゲット!! こいつは高得点だぜぇ!!! これらは頂いておいたが、他の木の実や山菜は残しておいたから、ゆっくりが無闇に人里を襲うことはないだろう。 こうして僕は満足して帰路へとついたのさ。 香霖堂にはまだまだたくさんのゲームがあって、インスピレーションはまだまだ溢れまくりさ! 長い話を聞いてくれてありがとう、僕はちょっとゲームをしてくるよ! よければ君も一緒にくるかい? 終われ このSSに感想を付ける